「ポンスン」がよかったし、「樽」も面白かったので、続けてクロフツ。
この「フレンチ警部最大の事件」は、フレンチ警部初登場の作品ですが、
シリーズ化された理由がなんとなくわかるような気がします。
だって、チャーミングですもの~。ちょっと頼りないけど。
先に読んだ「クロイドン」で、わたしはフレンチ警部のことは
すでに知っていたけれど、あちらでは主役はフレンチではないせいか、
ここまでキャラクターが生きてなかったように思います。
肝心の内容ですが、「樽」の後に読むとちょっと物足りなかったです。
フレンチの描写がいいので、読み進めていけますが、
「樽」のようなピンと張ったような緊張感はないように感じました。
ですが、ラスト2章は圧巻でした。これぞクロフツ!!
ところで、次はクロフツをお休みして、横溝正史を取り上げたいと思います。
だって「樽」を読んだから。
はい、そうです。「蝶々殺人事件」です。
フレンチ警部最大の事件
F.W.クロフツ:著 / 田中 西二郎:訳 