「星を継ぐもの」の続編です。1978年。
手放しで感動しました!
人類が乗り越えてきた、果てしなく壮絶で苦々しささえ感じる
暗い歴史へのあたたかなまなざし、平和への渇望。
情感豊かなガニメアンたちとの邂逅は感動的です。
この物語が描かれた時代が1978年とは思えないほど、
テクノロジーの描写に違和感がありません。
また、謎の解明の一端を担っている、バイオテクノロジーに関する
描写のどこまでがフィクションなのか、線引きがわからない!
そのくらい、よくできています。
翻訳した池さんの手腕も見事だと思います。
実は、一作目を読み終えて、この本に着手するまで
半年くらいブランクがありました。
確かに「星を継ぐもの」は面白かったし、感動しましたが
描写が難しくて、結構読むのが大変でした。
ああー、ちょっと休憩したいとおもい、ついつい
ミステリばっかり読んでしまい、長い間手をつけなかったのですが
なんですぐ読まなかったんだろう!と思いました。
これは全人類必読ではないでしょうか?
愛がそこには、あふれています。
ガニメデの優しい巨人
ジェイムズ・P・ホーガン:著/池 央耿:訳 