夏の涯ての島(The Summer Isles and other stories)
夏の涯ての島 (プラチナ・ファンタジイ) (プラチナ・ファンタジイ)
イアン・R・マクラウド:著 / 浅倉 久志 他:訳 
イアン・R・マクラウドという作家の作品を初めて読んだ。「夏の涯ての島」という短編集で、表題作も含め、あらゆる形式に則った愛の形が描かれている。その中でとりわけ、わたしの気持ちを強く掴んだのが、「ドレイクの方程式に新しい光を」だった。
生きるために目的を見出すのも人生、そして目的のために生きるのもこれまた人生だ。人の生きる道は、それぞれに誇り高く、そして美しい。そう思わせる作品だった。
ただ、7編ある作品のうち、ラスト2編の違和感がどうにも抜けない。5編で1冊にしてもらったほうが、余韻を邪魔せずよかったのではないだろうか。個人的な好みではあるけれど、そんな気がした。





