私事であるが、今月アタマに倉敷・真備で開催されている「巡・金田一耕助の小径」ミステリーウォークラリーに参加してきた。この本はその予習のために旅の間読み返したモノ。読んでから参加して良かったとおもった。「三本指の男が最初に目撃された場所」とか、「登場人物の乗った乗り合い自動車が交通事故を起こした場所」といった具合にチェックポイントが指定されていたので、あやふやな記憶ではこれ楽しさ半減だったかも!と思った。
ウォークラリーはともかく、「本陣殺人事件」、非常に良くできた小説。いまから60年前に書かれたものとは思えない。瑞々しさがこの小説の持ち味なんだろうと改めて思った。ときどき思い返しては読みたくなるのが横溝正史。その魅力に触れる最適な一冊だと思った。名著。
