翻訳物があまり読めなかったなぁ~。それが残念なところ。久生十蘭全集は年に一冊のペースで消化中!?
サイのクララの大旅行―幻獣、18世紀ヨーロッパを行く
Glynis Ridley

ノンフィクションなのだが、資料がほとんど残されていない中、丹念に調査して描き出された18世紀の見せ物興行の記録。まるで夢のような世界がそこには展開されている。全ての人におススメしたい傑作。ラストでほろっとしてしまった。ページ隅っこのクララの小さな挿絵がまたすばらしい。
熱帯雨林の彼方へ (ライターズX)
Karen Tei Yamashita

今年出た本ではないが、ヴォネガット好きならオススメ、ということで図書館で借りて読んだのだが、コレ傑作ですよ。ヴォネガット以来だと思った。復刊して欲しい。登場人物がみんないい加減で自分勝手で、でも憎めなくて。
ポルトガルの四月 (ハヤカワ・ミステリワールド)
浅暮 三文

いやもう、すばらしかった! ユーモア、世界観、文体、どれをとっても大変美味しかった。磯良一氏の装丁画もすばらしくて、本丸ごと完成度が高いと思った。浅暮氏の本はもっと積極的に出版していただきたい。