キャッチ=22 (Catch-22)
キャッチ=22 上 (ハヤカワ文庫 NV 133)
ジョーゼフ・ヘラー 飛田 茂雄

位相がどこかずれている。展開がすべて変。
キャッチ=22 下 (ハヤカワ文庫 NV 134)
ジョーゼフ・ヘラー 飛田 茂雄

不条理な小説だなと思いながら読んでいたが、下巻に入ると徐々にシビアな内容になっていく。ヨッサリアンもマイローも少佐も大佐も将軍も、皆それぞれ折り 合いを付けながら生きたという話なのかな。スノードンのトラウマ以降のヨッサリアンの回想は、痛々しく、暗く、重い。ローマの描写は「夜の果てへの旅」を 連想した。だからラストに救われた思いがした。うん、「飛べっ!」



