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重松 清 アーカイブ

2007年5月13日

流星ワゴン

流星ワゴン
(上図はManyo「文学山房」連載で「流星ワゴン」をモチーフに描いたものです)

重松清さんの「流星ワゴン」です。
とても面白い展開に、ページをめくる手が止まりませんでした。
重松さんは、「自分が親になったから書けた作品」と
あとがきにものこしていますが、
これは、重松さんが『渦中の人』であり、
渦中の人が、自分自身と重ね合わせて描いているから感動的であり、
身につまされるし、リアルなんだと感じました。

「流星ワゴン」は、男性作家らしい作品の典型なのかもしれません。
キャラクターも魅力的です。特にチュウさん、ステキです。
読んでよかった。いい友達に会えたような感じです。
何度か繰り返し読んでは泣いてしまいます。

重松さん。泣ける作家です。

流星ワゴン
重松 清
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2007年7月 4日

きよしこ

2002年の重松清の作品。
表紙の少年がいい。
ドラゴンズのキャップを目深にかぶって、うつむきがちな少年。


重松さんの描く小説に生きる人たちは、どこか少し不器用で
取り巻く状況だって、なかなかシビアです。
変な人もいれば、いい人もいる。
いい人が優しいとは限らないし、
常識的な人がすべて良識的とも限らない。

重松さんの小説は、いろんな出版社からたくさん出ていて
ハードカバーも文庫も、何冊も書店で見ることができます。
それだけ人気のある作家さんなんだと思いますが、
それって、小説に生きる人たちのことを愛する人が
日本人にはたくさんいるんだ、ということに
なるんじゃないかな。

昔から、非常識な人はいたし、いじめだって普通にあった。
だから、今がおかしいとは思わないし、
思ってはいけないとおもうけど、
それでもあまりにもおかしな主張を振りかざす人のことを
ニュースなどで見聞きしてしまうと、
おかしいんじゃないの、この国は
なんて悲観的な気持ちになってしまう。

けれど、重松清が受け入れられている限りは
まだまだ世の中って捨てたもんじゃない。


と、思うのでした。
…「きよしこ」に直接関係ないけど、
そんな気持ちになってしまった。

個人的には「どんぐりのココロ」と「ゲルマ」が大好きです。

きよしこ
重松 清
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文庫も出ていますが、せっかくのエピローグが台無しになってしまうような
解説が載っているので、上製本のほうをオススメします。
上製本のほうは、すばらしい扉イラストをカラーで見ることができますし。

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