星一『三十年後』が限定復刊!

星一『三十年後』

星新一のお父さんで、星製薬の創始者の星一(ほしはじめ)。星一が97年前に30年後の未来を描いたSF小説がありました。このたび、孫の星マリナさんの監修で、幻の本が限定復刊することになり、カバーイラストと挿絵を描く栄誉に預かりました。大正7年から30年後は1948年(昭和23年)にあたりますが、この小説世界では、現実に起きたようなことは一切起きていません。つまり、世界大戦が起きておらず、大正モダニズムがそのまま発展を遂げたということに......。そんなことを考えながら、特に中の挿絵のファッションを考えて描きました。

限定出版ということもあり、なかなか手に取りにくい一冊ですが、書店で注文することで購入ができるそうです。本体価格は1001円、奥付の発行日は9月6日。ここにくすぐられる人もいるみたいです。