音楽山房

What The World Needs Now Is Love (バート・バカラック)

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バカラック

What The World Needs Now Is Love |バート・バカラック

わたしにとってバカラックとの出会いのきっかけは、ユキヒロ氏がカバーしている「April Fools」だった。
ユキヒロ氏の影響で聴きだしたのは、他にはトッド・ラングレンやピエール・バルーがいる。
80歳を迎えるバカラックが、今年二月に来日公演を行った。
しかもオーケストラ編成という。期待が否が応にも高まる。

一曲目が「What The World Needs Now Is Love」で、全部で40曲近い演奏をしたのだが、
この曲は、最後にもう一回演奏した。
そのとき、照明の演出も手伝って、赤いバラがぱぁっと開いたような印象を持った。
一緒に聴きに行った夫も同じ印象を持ったという。あの曲は、真っ赤なバラだね。

コンサートの帰りに大戸屋で食事をとったが、お客さんの八割がたが、バカラック公演帰りの人だった。
パンフレットをうっとりと眺める人、マニアックな音楽談義に花を咲かせる人、いろいろだったが、
皆の手には、当日配布された「BB」と印刷された正方形のリーフレットがあった。
大戸屋さん、気を利かせてBGMをバカラックにしてくれたらよかったのにね。