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そして赤い薔薇一輪を忘れずに

そして赤い薔薇一輪を忘れずに アヴラム・デイヴィッドスン「どんがらがん」より

アヴラム・デイヴィッドスン。これまた何と表現したらいいか、一言では表しにくい作家である。洗練されていて、エキゾチックな香りもして、都会的でもあり、センチメンタルでいながら、ミステリアス。

絵を起こすに当たり 「そして赤い薔薇一輪を忘れずに」がイマジネーションを強くかきたてた。個人的には"成長一筋"の「ナイルの水源」が大好きで、これを描く予定でいたのだが、再読してみて、この小品にやられてしまった!

技法的な話をすると、いつものPainterによるデジタル作画と、アナログのペンによる線画をミックスしたもの。店主の突拍子もない「商品の値段」を表現するのにピッタリはまったように思う。この書店に立ち寄ったチャーリーと同様、そんなものが買えるような持ち合わせなど端からありはしないが、もしもこんな書店があったら訪れてみたいものだ。客としての礼節をもって。

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