2009年5月12日
山下達郎 千秋楽
ということで、昨日5月11日、行って参りました。わたしにとって山下達郎とは音楽のベース、世界観を広げてくれた人。中学生の時に一番好きだったミュージシャンです。そのライブに行ける日が来ようとは!
ちなみに、25年前当時から4時間公演はアタリマエで、チケ代も外タレみたいに高くて(たしか4,800円だったような)。名古屋公演に行ったら終電に絶対間に合わない、と当時はアタマから諦めておりました。もったいなかったかな。
何やるかな、とずっと想像しておりましたが、いかんせんちゃんと聴いていたのは高校生の頃くらいまでで、一番熱心だったのは中学生時代。「For You」がバカみたいに売れていたときでして、MCでタツローが言っていた「毎年コンスタントに出していた時期」というのが、まさにリアルタイムだったのです。
「Pocket Music」くらいからリリースのスパンが長くなってわたしもすっかりYMOに興味が移っていたので、ちょっと疎遠になりつつも、たまに手を出すタイミングで新譜が出ていた、ということで実はほぼタツローは聴いていたことが今回の公演で判明しました。
話がそれてスミマセン。
本題。1曲目に「Sparkle」をやったら悶死するね!と思ったら。1曲目が「Sparkle」でしたよ......。うああああああ。あのギターがぁぁぁぁぁぁ!!!! 「ぎゃ~~~!」と叫んだ気がします。その後の「Jungle Swing」とか「ドーナツソング」とかおおお、RCA時代じゃなくてもなんか知ってるし!とビックリして聴いておりました。
「Paper Doll」はインプロビゼーション大会で、めちゃめちゃかっこよかったです。こういうのが一番好きなんです、ながーーいの。昔、アッコちゃんが「Paper Doll」カバーしたことがあってわたしの好きな曲は結構な頻度で矢野顕子がカバーしている、とも気がつきました。
ぽんと飛びますが、「蒼氓」でヤバイと思いました。一人暮らしをしていた22、3歳の時、アパートに母が泊まりに来て、貸し布団を借りて、泊まっていったのですが、見送った後、部屋で一人、「蒼氓」を聴いて、泣いたことがあります。その思いが、ぶわーとよみがえってきました。
「Bomber」以降は、総立ちなんですが、いや、ライブはこうじゃないとね! ってな感じで熱かったです。が、「Let's Dance Baby」のクラッカー、OKだったのか!と後から気がつき、ああーしまった!と思いました。この伝統は未だにイキだったとは。
アンコール以降は、「Circus Town」が聴けたことが実は感動でした。アンコールラスト前に演奏した「Last Step」は、ずっと勤めていたスタッフの方ががんで急逝されたので、その彼女のために捧げられました。ギター一本でした。
......ところで、あんなにMCが長いとは知りませんでした。
ただ、なんというか。いつもずっとあると思ってる施設がなくなることとか、いつもそばにいると思ってる人が亡くなることとか、あたりまえのことが実はアタリマエじゃなかったことに思いを馳せるようなMCが本当に印象的で、最近自分が感じてることにも通じているせいか、あー、わかる気がするなぁって思いました。キヨシローのことにも触れていました。
なんだかわたし自身は、14歳からの記憶が曲と共にぶわーと思い出されて、じわー、うわー、ぎゃー、きゃー!だったコンサートでした。それにしても、今年は大変ですよ。ムーンライダーズ見て、スパークス見て、タツロー見て、来月ユキヒロ見て、そのあとYMO見るんだよねぇ。小学生の時はまってたゴダイゴと、20代ずっとはまってたGenesis(多分もう不可能かなぁ)を見たらわたしの音楽人生、コンプリートです。
って感想になってるかな。セットリストは以下の通りです。
2009年5月11日(月) 中野サンプラザ
山下達郎(Vocal,Guitar)
小笠原拓海(Drums)
伊藤広規(Bass)
難波弘之(Acoustic Piano & Rhodes)
柴田俊文(Keyboard)
佐橋佳幸(Guitars)
土岐英史(Saxophone)
国分友里恵(Background Vocal)
佐々木久美(Background Vocal)
三谷泰弘(Background Vocal)
GUEST: 竹内まりや(Vocal, Background Vocal)
Set List
01 Sparkle
02 Jungle Swing
03 Blow
04 Donut Song
05 夏への扉(The Door Into Summer)
06 ついておいで(Follow Me Along)
07 Paper Doll
08 さよなら夏の日
09 Forever Mine
10 バラ色の人生~ラヴィアンローズ
11 Chapel Of Dreams
12 Have Yourself A Little Merry Christmas
13 We Wish You A Merry Christmas~クリスマス・イブ
14 蒼氓
15 Get Back In Love
16 Bomber
17 Let's Dance Baby
18 高気圧ガール
19 Ride On Time
Encore
20 ずっと一緒さ
21 アトムの子
22 September(竹内まりや)
23 Down Town
24 Circus Town
25 Last Step
26 Your Eyes
投稿者 YOUCHAN : 23:13 | コメント (2)
祝・DVD化!SH5
スローターハウス5 [DVD]
マイケル・サックス, ユージン・ロッシュ, ロン・リーブマン, シャロン・ガンス, ジョージ・ロイ・ヒル
てことで、待ちに待った映像のDVD化です。10年以上前に友人が貴重なVHSを貸してくれたのを見たきりなので、今一度見られるのが嬉しい。ソフト化はホント嬉しい。スローターハウス5、ダイスキデス。
投稿者 YOUCHAN : 14:21 | コメント (0)
2009年5月11日
キヨシロー
キヨシが死んだニュースはなんだかすごく衝撃的で、みんなガーンってなってた。泣いた人も一杯いた。日記にみんな書いてた。9日の葬儀に行った人もいた。
わたしも高校生の頃はいっぱいRCを聴いた。でも、アルバムは一枚も持ってなかった。一番仲の良かったあの子がみんな持ってたから、テープにダビングしてくれた。すごいファンの人を差し置いてレコード買うのってなんだかはばかったんだ。そんな気がする。
高校を出た後も、RCはずっと聴いてたけど、「スペードのエース」くらいでちょっと合わないなって思うようになって、それ以来疎遠になってしまった。けど、キヨシローがTVに出てたりしたら、あっ、キヨシだ、って思って、用事をしていた手を止めて見入った。何年か前に出たライブDVDも買って、あーカッコイイねぇなんてNORIちゃんと言ってたんだ。
2年前、クロッパーとCD作ったときのドキュメント番組は、すごくすごくかっこよくて、あー、キヨシすげぇってホント思った。CDスグに買えば良かった。Amazonでぽちっとすりゃよかった。
なんかね、キヨシのこと思い出すと、気になってるのに後回しにしちゃって疎遠になってしまったコトへの取り返しのつかないような後悔ばっかりだ。こんなへなちょこファンが書くことじゃないけど、キヨシロー、死んですごくショックだった。信じられなかった。いつでも聴けるような気がしてた。
10代の時、一番たくさんステージをみたのが、RCサクセションだったからだ。
キヨシロー!
投稿者 YOUCHAN : 01:02 | コメント (2)
2009年5月 5日
遅まきながら

え~っとぉ~、う~んとぉ~(←弟風(わかる人だけ笑ってくれ))
ムーンライダーズ・トリビュート展Vol.2は4月26日に無事終了いたしました。
っておっそいよ!!!!(や。いろいろあったもんで......)
見に来てくださった皆様、ありがとうございました。
音楽は「浸るモノ」なので、ライダーズとスパークスの切り替えがかなり大変でした。
どっちも変な音楽だしね!
濃い音楽には濃い人が集まると言うことがよくわかりました。
展示そのものも、非常にすばらしかったです。クオリティ高かった。
だれだよ素人なんて言ったのは!?てな感じ。
巡回展とかしたらいいのに。展覧会はエネルギーがいるなぁと思いました。
- 素晴らしい企画の主催をしてくださった眼福さんのブログ(眼福画房)
展示の雰囲気や様子の写真などが見られます。 - わたしのイラストサンプル 1(夢が見れる機械が欲しい) 2(大寒町)
イラストギャラリーのページです。
えーっと、プレゼンテーションなどでご入り用な方はコチラへどうぞ~。