逃避

…というほどのことでもないが、食事の後に、久しぶりに本屋に行く。
閉店一時間前だった。

ちくま文庫の百蠕萓犬蓮△匹譴鯑匹鵑任いい†錣†蕕覆ぞ†屬砲覆辰討い襦†
その原因は、ちくまが、あれやこれやの著作本から
ぐちゃぐちゃの収録をしている(ように見える)編集方針なので、
古書でオリジナルを買ったり、他の文庫のシリーズを読んだりしてると
抜けが生じるのだ。いや、すでに生じている。

第一、文庫のタイトルになっている作品『残夢三昧』が、
「残夢三昧」に収録されず、「うつつにぞ見る」に収録されているとは
いかがなものかと。いかんでしょう、そういうことしたら。

くやしいので、贔屓にしている古書屋をあたることにして、
哲学書のコーナーに行くと、鶴見俊輔の本が数冊あった。

鶴見さんは、夢野久作ファンにとっては気になる存在である。
鶴見俊輔がいなければ、夢野久作が戦後、読まれることはなかっただろう。
そういえば、気に入って手にした本の監修が
鶴見さんということがしょっちゅうあるので、
おそらく、そんなに逸れていないレンジの持ち主であろうと思われる。

これは一回読んでおきたい、と。

しかし、基本的に哲学書であり、1冊あたりの単価が高い。
うむむむむ。うむむむむ。
気になる本が3冊ある。そのうち2冊は上下巻だ。
ちょっと読んでみたら、面白い。

うむむむむ。むむむむむ。

…今買ってもどうせ読めない。だから、一旦クールダウンしよう。
そう思い直して、結局そのまま帰ってしまった。