「宮益坂」

宮益坂

昨日、ウエマツに行こうと思って、夕方に宮益坂を上ったところ、
つくづく、自分の描いた「宮益坂」のイメージに合ってるなぁと驚きました。
このとおりではないですが、雰囲気がイメージどおりなのです。

これ、「宮益坂」というタイトルはあとからつけたのですが、
実はこの絵は、もともとは猫の子ではなく、おかっぱ頭の女の子が
月を指差している絵なのです。

元になったモチーフは、久作の短編「人の顔」。

だから、ほんとうは「人の顔」というタイトルの絵のはずなのですが
さかなねこ展のために、人を猫に差し替えて仕上げてしまったので
別の絵になってしまいました。
「人の顔」バージョンも、いつか作ることになると思います。

タモリじゃないけど、東京の坂って面白いです。
一日を坂めぐりに宛てて回りたいと常々思っています。
やるならこれから。冬がいいですね。
わびしい感じが絶妙。