肩書きの宣言

連休にもかかわらず、某団体の日本サイト立ち上げ準備を
Sさんが一所懸命にしてくださっている。
それにわたしも掲載していただく運びになった。ありがたいこと限りなし。
そこで、これまで出版した絵本の画像とか出版社名とかプロフィールとか
一切合財を整理して送ったわけだけれど、その中に
「イラストレーターなのかライターなのか両方なのか明記してください」
という下りがあった。

「ライター」というと、一般的には
雑誌に寄稿してる人や、企画ありきの文章家を指すことが
多いと思うが、ここでいうライターというのは、
絵本の文章、つまり「おはなし」を書く作家のことを指す。

そこで考えた。
これまでの仕事を振り返ると、この手の仕事の場合、
プロットから文章から、すべて自分で手がけている。
つまり、わたしは「両方」ということになる。
仕事のくくりがボーダレス化してきている、という話題が
E-spaceのBBSであったけれど、まさにそうだなぁと思う。

ということで、こっそり作家としての立場を公言してしまったので、
言葉に関してはより一層の責任を持たなくてはならないなぁ
と思った5月でありました。精進いたします。