横溝正史の未発表作

横溝正史の生原稿5000枚、旧宅で発見 未発表も

鼻血の出そうなニュースが飛び込んできました。
5000枚ですって、5000枚!!!!! ダンボール4箱。
ど、どこが出版するんだろう。ちゃんとしたとこから出て欲しいし、
解説はちゃんとした人に書いて欲しいです。

横溝正史といえば、先日の個展で発表した「鬼火」。
これは「横溝正史らしくない」といわれる反面、
「こういう描写が本来正しいのでは」という賛同も。

どんなトリックがあろうとも、どんな凄惨な殺人が行われようとも
それはあくまでもトリガーであって、そこには必ず人間が描かれていた。
横溝正史はそういう作家であったと私は思います。

追々、横溝正史の作品も絵にしていくつもりですが、
わたしは血を描くより、心に蠢く邪な「闇」を描きたいと思います。
もっとダークに行かなきゃいけませんね。

鬼火

ファンの間で賛否両論だった「鬼火」。