カラースとかグランファルーンとか

ボコノン教(※)信者ならみんな知ってる「カラース」。これは、好き嫌いに関わらず、人生においてなんらかのかかわりを持っている者同士のグループを指す(だったよね)。日本語で一番近いのは「袖振れ合うも何かの縁」ってヤツでしょうか。それに対するのが「グランファルーン」で、大雑把に言えば国家とか、会社組織とかを指す。ウィキペディアによると、「本当はありもしないのに何らかの関係があると考えている人々のグループ」のこと。

mixiなんかの日記のコメントを見てると、カラースじゃないけど、なんらかのかかわりを感じることがある。わたしが書き散らしているmixi日記を分析してみると、だいたいこんな感じかと思う。

たわごとグラフ7割がたが仕事のことで、何の話かというとソフトの使い勝手とか、仕事の進捗(詳細はさすがに書かないけど)とかをうだうだ書いている。同じような仕事をしている仲間が多いので、賛同を得たりするのが目的。ああ、同病相哀れむ。コメントも結構多い。

その次が、趣味の話で、音楽と本の話だったりする。このあたりの話は、反応してくる人が限られているし、私信に近い内容だったりするので、コメントも限られる分、濃い。ヴォネガットは、まぁ趣味と同じ。

で、たわごと。いや、書いてることのほとんどがたわごとなのですが、要はたまにニュースから話題を引っ張ってきたり。けど、これはスルーされることが多い。人と分かち合えない類の日常報告も、それに含まれる気がする。

コメントを見ると、「何らかのつながりのある狭義においてのカラース」のための話題は、カラースの共感を呼ぶ。けれど、ニュースのようなグランファルーン的な話題は、別にわたしが引っ張ってくる必要もないということなのだろうし、自分だって、人んとこでニュースを見ても、よほど突飛な内容でない限り、やっぱスルーしちゃう。人ってば案外、カラースを大切にして生きてるのかもしれない。

あ!!しまった、猫の話題を忘れてた。15%くらいは猫。猫は人気ありますにゃー。

※ボコノン教=ヴォネガットの「猫のゆりかご」に登場する宗教のこと。