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2004年12月30日

なにが面白かった?

遅れていた案件をようやくさっきUPしました。ああもう、遅れすぎ!
厳密な締め切りがないとは言え、ちょっと遅れすぎだよなぁ。反省。
でも、とりあえず送ったのでよしとしよう。
細かい仕事が残っているけれど、あとは年明けにずれ込んでも大丈夫そう。
というより、もうクライアントが仕事納めしているので一緒なだけ。

それで、昨日の日記の続きです。
今年は例年になく本をよく読みましたが、その中でどれが面白かったかをお話します。

ノラや
ノラや

ペットロスを経験した人であれば、激しく心揺さぶられるでしょう。
ノラが失踪してからの乱れ方と、クルツがやってきてだんだん癒されてくるも、
寿命が尽きて死んでゆくクルツを取り巻く悲しみ。
喜怒哀楽が、ものすごい迫力で迫ってきます。
昭和30年代に、「家族としての猫」をまっすぐに描ききった百間先生、すばらしい。


東京焼盡
東京焼盡

東京大空襲で家を失ってしまう前夜の穏やかな日常の描写と、
焼夷弾の中逃げ惑うパニックの描写の対比がすごいです。
池澤夏樹が百間をさして「日常が生きる目的の作家」と言い表したことは
言いえて妙だと思う。この日記は傑作です。


居候匆々
居候匆々

現代仮名遣いなので、ファンの間ではとにかくちくま版は評判が悪いけど
仮名遣いに関しては仕方ないところもあるのではと思います。
(といいながら、旧漢字・旧仮名の全集を読んでるわたしですが…)
で、この「居候匆々」は、本文よりもじつは巻末の付録
谷中安規の「遺稿・かおるぶみ」が実に衝撃的です。
ささやかな幸せをより大きな幸せだと感じるアンキさんの感性は、
みずみずしいというコトバがおそらく一番当てはまる。見習うところが大きいです。
このためだけに買ってもいい一冊だと思う。
(ただし解説は駄文です。ちくま版の解説は、ハズレが多いんだよなぁ)
そして、モチロン版画もすばらしいです。
百間の本、というより、アンキさんの本といった趣。

投稿者 YOUCHAN : 2004年12月30日 04:11

頂いたコメント

お疲れー!
新年は、何のDVD見ようかね〜

投稿者 の : 2004年12月30日 04:38

去年はガンダムで今年はイデオンだった。
ってオタクじゃんこれじゃ!だめじゃん!
来年はアニメじゃないヤツにしよう。

投稿者 ゆ : 2004年12月30日 04:40

私も百聞先生すきです。東京大空襲の時だったか、一升瓶と鳥かご入りの小鳥のみを抱えて逃げたというのを聞いた事があります。借金ばなしも面白いですね。

投稿者 かぶ吉 : 2004年12月30日 11:03

ノラや、の詳細をみて思い出しました。
浅田次郎の「民子」(猫の名前ね)がとても良かったです。
猫缶のCMだったんだけどね。とても短い文章なのに、とても感動しました。

DVDは「壬生義士伝」と「ハリー・ポッター アズカバンの囚人」と「ホーンテッド・マンション」を観ました。どれも面白かったです。「ホーンテッド・マンション」はディズニーランドにある、アレです。なぜあんな、幽霊屋敷になったのか、ナゾが解かれます。

投稿者 おかの : 2004年12月30日 12:13

>「ノラや」
は未読ですが、黒澤の『まあだだよ』で百間先生とノラのいきさ
つは大体…

あんまり小説って読まないのですが、映画を見て感動したお陰で
最近藤沢周平を読んでます。

映画『隠し剣 鬼の爪』、これマジで傑作だと思います。
山田洋次、齢70を越えて物凄いものを撮ってくれました??
(原作も良いですが、でも映画の方が深いのです)
『たそがれ清兵衛』もかなり良かったですが、私はこっちの方が
好きですね??

投稿者 miyajima : 2004年12月30日 13:31

おお!なんか人気スレになった(笑)

かぶ吉さん、
そうです、そのエピソードなのです。
ちなみに「百聞」ではなく「百間」です。
正確にはもんがまえに月なんですが、
百間川にちなんで着けられた名前なので
「間」でも間違いではないそうです。

おかのさん、
「民子」、懐かしいー。マルハのCM大好きです。
わたしも実は「民子」は「ノラや」をモチーフにしているような気がしておりました。
映画、全然見てないや(汗)
「ホーンデッドマンション」がちと気になります。

miyajimaさん、
そーです。「まあだだよ」でもちょっとだけ出てきましたが、クルツのくだりがあっさりしすぎててちょっと残念でしたが、ノラやの映画ではないのでしょうがないですね。
「まあだだよ」は百間ファンの間では評判が悪いのですが、わたしはものすごくしっくりきました。
映画の百間先生はあんまり怖くないですけどね。

映画の話にほぼ付いて来れなくてすみませぬー>皆様

投稿者 ゆ : 2004年12月30日 15:03

「ホーンデッドマンション」は娯楽で、楽しく、気楽に見られます。正月にはちょうど良いですよ。
他に、オススメは温かい感動には「ビッグフィッシュ」、アニメなら「ガラクタ通りのステイン」、感動したり、ブラックユーモアに笑ったりできます。

投稿者 おかの : 2004年12月31日 12:12