百鬼園先生!

先週から今週にかけては、
忘年会に行ったりとか仕事してたりとか、
住所録のチェックをNORIちゃんに任せてたりとか
(とは言っても途中確認はしないといけない)、
クリスマスに母が来て1泊してもらってたりとか
(ディナーショーを見にやってきたのであった)、
でもまだ仕事がまだ終わってなかったりとかですけど
もういくつねるとお正月なので、ちょっとばかし今年を振り返ってみる。

今年面白かったことといえば、やはり内田百間先生との出会いである。
今野さんに長いこと借りてた「ノラや」が、引越しのタイミングで出てきて、
お返しする前に読んでおこう…と1ページ目をひらいてしまったが百年目。
こんなにはまる事になろうとは!嗚呼!!
百間先生歴まだ9ヶ月ですが、その間に読んだ百間先生は次のとおり。

・ノラや(中公)
・間抜けの実在に関する文献(ちくま集成)
・百鬼園先生言行録(ちくま集成)
・御馳走帖(中公)
・まあだかい(ちくま集成)
・冥途(ちくま集成)
・居候匆々(ちくま集成)

-このあたりでちくまの編纂方針が理解できなくなり、集成を買うのをやめようと思い立つ-

・東京焼盡(中公)
・一病息災(中公)
・阿房列車(新潮)
・第二阿房列車(新潮)
・第三阿房列車(新潮)
・日没閉門(古書/オリジナル判)

-「日没閉門」を購入した古本屋さんから、講談社の全集を勧められ購入-

・内田百間全集第1巻(講談社)
-「冥途」「旅順入城式」「正・続百鬼園随筆」「無弦琴」収録-

それで、現在は内田百間全集第2巻(講談社)の
「鶴」「凸凹道」に差し掛かっている。
馬鹿みたいなはまり方で、われながら呆れている。

百間以外で読んだ本といえば、
谷中安規の生涯を描いた本「かぼちゃと風船画伯」、
久生十蘭の「遁走するファントマ」
読み返した夢野久作、ヴォネガット、あとは今読んでいる漱石の「猫」くらい。
…うーん、天晴れ。