2008年6月24日
SFマガジンギャラリー

2008年8月号のSFマガジンのセンターにある「SF Magazine Gallery 第32回」を描かせていただきました。25日の発売日に先駆けて見本誌が今日届きました。この雑誌に載る日が来るなんて、ホント信じられない。とても光栄で、感動しています。嬉しい......。
この号の特集はスプロール・フィクション。亜流といいますか、SFのカテゴリに納まりきらないジャンルの小説群のことをそう呼ぶそうで、もう特集も3回組まれているそうです。わたしの好きなテイストの小説なので、嬉しくも有難いです。ということで、わたしなりのスプロール・フィクションを絵にしてみました。
書店で是非手にとってご覧いただけたらと思います。反響があるといいなぁ。
S-Fマガジン 2008年 8月号

投稿者 YOUCHAN : 18:12 | コメント (0)
2008年6月21日
[個展報告]展示の様子です

ようやく、展示の様子をまとめることができました。フォトアルバムの形式にしました。サムネイルをクリックすると、詳細をご覧いただけます。また、各作品をJpeg書き出ししたものを、展示の写真といっしょに配したり、展示していた解説も記載しましたので、どうぞゆっくりご覧ください。
- 第二文学山房 フォトアルバム(※別ウインドウで開きます)
投稿者 YOUCHAN : 16:56 | コメント (0)
[個展報告]搬入の様子
もう半月も前のことになってしまいますが、去る2008年5月26日~31日に開催した個展のレポートです。まずは、24日(土)の搬入の模様です。何もなかった壁に、徐々に作品が埋まってゆく様は、なかなか面白いです。それにしても、わたしのやつれっぷりはどうでしょう。SPARKSの早朝ライブがこのときはもうあったので、朝早く起きていたというのもあります。眠かったのでしょうねー。いい思い出です。
さー、やりますかねー。左の箱の中身はレンタルフレームです。額貧乏脱却だぜ!

マスターも駆り出す鬼のトゴル。額装をマスター+NORI+わたしの3人で手分けしてセッティング。

よっこらせ。

レイアウトはさすがに自分で決めないといけないので、色やモチーフのバランス等を見ながら壁にガンガンかけていきます。写真は「タイムトラベルコーナー」。手にしているのは「犬は勘定に入れません」、隣は「マイナス・ゼロ」です。

正面は、窓をパネルで塞いで壁を作っているので、強度に対する技術(?)がいります。なので、展示の場所を指定した後、マスターに設置をお願いしました。

解説パネルを貼ります。このパネルの絵はどこー!? 人相悪いのは悩んでるからです。

マスター、A0タペストリーを壁に設置するの図。位置決めをしています。わたしは何してるんだろう?かがんでます。

なんとか形になったー! 片付けているところ、でしょうか。なお、「なんちゃってカバー」は、まだありません。だってこの時点でまだできていないから。日曜日に作りました。

1Fカフェスペースの展示もあります。点数は少ないのですが、それでも7点あります。それぞれの解説パネルを用意している様子です。壁の絵は、手前からムーンライダーズ、スケッチショウ、スパークスです。

貴名箱などの設置をして、とりあえず搬入完了! 月曜日の初日は、1時間早く来て、残りの展示をします。なお、髪がぐちゃぐちゃなのは湿気がすごかったせいもあります。この日は大雨でした。
投稿者 YOUCHAN : 10:08 | コメント (0)
2008年6月14日
Sparks Spectacularが終わった

ブログも書かずに何してたかといいますと、個展が終わってから仕事に追われておりまして、なかなか忙しい毎日でした。が、その忙しさを内面から支えてくれたのが、以前ここでもエントリーしたスパークスのライブです。
5月18日に見て以来、今日の6月14日の朝4時スタートのライブまで、1回の寝坊を除いて、19夜分のライブを朝っぱらから堪能、そしてその後写真をmixiにUPしたり、コミュに書き込みしたりしてひとしきりはしゃいだ後、朝食。そして7時には仕事を始めていましたので、まさにスパークスさまさまです。特に、個展の準備が遅れていたのですが、朝型に切り替えてからというもの、時間がたくさん取れるようになり、準備も間に合ったし、仕事もなんとか追いついていた感じです。(ただし、夜11時には寝てしまう毎日でしたが)

そんなことはともかく、今日、その怒涛のライブが終了してしまいました。終わるものなのねぇ......。通して大方の中継を見て感じたことを書いてみたいと思います。
長い期間、3日に1日のインターバルはあるけれど、これだけ毎日 、しかも毎晩違う内容のライブを演奏したバンドは、 後にも先にもSPARKSくらいなんじゃないかなー。公式デビューが1971年。同時期に活躍していたバンドのほとんどは解散か休止状態なはずで、 なのにSPARKSは未だ先端を突っ走ってる存在っていうのがすごいじゃあないですか。

ロンは2回目のアンコールのときに、こう言ったそうです、「最初のアルバムが自分たちの最後になるかな、って思ってたら21枚もの枚数を重ねていました、ほんとうにありがとう」
彼らほどのベテランでも「これが最後かもしれない」と毎回思っていたというのに結構じーんときますし、レベルは当然違うけれど、ああ、なんか根っこの部分は自分とおんなじだ、と思いました。
4週間通して感じたのは、彼らは音楽そのものに取り組む姿勢がものすごくストイックであること。そしてそれと相反するようだけれど、オーディエンスにとても慇懃であること。 過激なパフォーマンスと、なかなか風刺の効いた音楽に 「慇懃さ」は一見つながらないかもしれないけど、彼らがオーディエンスをとても大切にしているのを強く感じました。
毎回、演奏が終わると、しばらく二人だけで、 はにかみながらお辞儀をして立っている。彼らのそんな姿が、すごく印象的でした。

資料
・Wikipedia SPARKS「Sparks Live Spectacular」
日程や演奏曲目などがわかります。
・SPARKSリハーサルBlog
バンドメンバーのSteven Nistor(drummer)によるもの。翻訳エンジンを駆使して読みました。
投稿者 YOUCHAN : 14:30 | コメント (0)
2008年6月 3日
個展、無事終了しました
怒涛の1週間、いろいろな出会いがありましたが、なんとか1週間終了いたしました。いろいろな方のご協力がありましたことを、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。お越しいただけなかった方のためにも、また、ゆっくりご覧いただけなかった方のためにも、さらに言えば、自分自身の反省材料と記録のためにも、改めて作品と展示風景の写真をアップいたしますが、しばしお時間をください。セットリストならぬ展示リストを列挙しておきます。

第二文学山房 ゑいじうはSFでいっぱい
- スローターハウス5(カート・ヴォネガットJr.)
- ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを(カート・ヴォネガットJr.)
- タイムクエイク(カート・ヴォネガット)
- 一角獣・多角獣(シオドア・スタージョン)
- ジョナサンと宇宙クジラ(ロバート・F・ヤング)
- アンドロイドは電気羊の夢を見るか(フィリップ・K・ディック)
- アイランド博士の死(ジーン・ウルフ「デス博士の島その他の物語」より)
- どろぼう熊の惑星(R・A・ラファティ)
- 犬は勘定に入れません(コニー・ウィリス)
- マイナス・ゼロ(広瀬 正)
- アインシュタイン交点(サミュエル・R・ディレイニー)
- 夏への扉(ロバート・A・ハインライン)
- ドレイクの方程式に新しい光を(イアン・R・マクラウド「夏の涯ての島」より)
- グラックの卵(ハーヴェイ・ジェイコブズ他)
- そして赤い薔薇一輪を忘れずに(アヴラム・デイヴィッドスン「どんがらがん」より)

音楽山房 ゑいじうの1Fは音楽でいっぱい
- Ekot (スケッチ・ショウ)
- Everlasting Love Ship (ミッキー吉野)
- Graces (吉田美奈子)
- Hello Young Lovers (スパークス)
- Amateur Academy (ムーンライダーズ)
- Can't Stop Loving You (フィル・コリンズ)
- What The World Needs Now Is Love (バート・バカラック)