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2008年9月26日
15歳
今日で君は15になる。
15になるのは今夜11時半を回ったくらいだから。
それにしても。あと5年で二十歳。
大人になると5年なんてあっという間なのに
10代の1年1年の何と重いことだろう。
君の顔を見ておめでとうをいえないのは
ずっとずっと悲しいことだけど
毎年この日が迎えられることは
すばらしいことだと信じてる。
おめでとう、おめでとう。
実りのある年になりますように。
周囲の人たちに愛されていますように。
祈ることしかできなくて、ごめん。
投稿者 YOUCHAN : 15:07
2008年9月24日
Way to Normal
MySpace見てたら、ベン・フォールズがニューアルバムを期間限定で全曲流してるってーんで、うおー、と思って見に行ったら、
Ben Folds Five to Reunite For A One Time Performance of Reinhold!
という鼻血が出そうなブログタイトルが。
ななななんということ! わたしはBF5のアルバムでは、ダントツでラストの「Reinhold」が好きなのです。ライブはすでに終わっていて、近日中にMySpace内でライブの模様が配信されるそう。
ああ、待ち遠しい。
「Army」、名曲です。ソロでもやってるんだー。これは楽しいライブ。ぱらっぱー♪ 来年2月に来日だそうです。そんでもって、ニューアルバムは日本先行で、しかも4曲もボーナストラックがついて発売中。お得です。
ウェイ・トゥ・ノーマル
ベン・フォールズ
投稿者 YOUCHAN : 23:33 | コメント (2)
John Foxx 来日公演
ということで、ジョン・フォックス来日公演の二日目(2008年9月22日)に参戦してまいりました。John Foxx歴が超~~~短いワタクシでしたが、とても楽しめました。
特に「Underpass」くらいからの演奏の盛り上がりが凄まじかったです。ライティングも効果的で、意識を持っていかれそうになった。あの音の中ならいつまでもいられる。「Young Savage」は楽しかったなぁ。盛り上がりました。(本国でも30年以上演奏されていないそうです。それはスゴイ)
また来日してほしいですね。やー、かっこよかった。
セットリスト転載。「Camera」と「Shadow Man」もよかったー。タイトルがやっとわかった。
- Walk This Way
- A Million Cars
- Dislocation
- The Man Who Dies Every Day
- Camera
- Uptown / Downtown
- Underpass
- No-one Driving
- Burning Car
- Shadow Man
- The Garden
- Young Savage
- My Sex
- Endlessly
ただ、私自身は熱狂的なJohnのファンと言うわけではありません。しかし、今回参加したファンの人たちの思いはとてもとても重く熱い。こんなにわかリスナーのわたしが見に行ってよかったんだろうかと少々感じる点がなかったわけではありません。ですが、ライブにしても何にしても、出会ってしまったときがすべてで、いいタイミングで貴重な25年ぶりの日本公演に立ち会えたのはラッキー以外の何ものでもありませんでした。今夏に来日したDevoをなんだか知らないけど逃した苦い経験があったばかりだったので、「逃してなるものかー」といった気持ちが強く働いたのは事実かも。
いずれにしても、とてもよい体験でした。かっこよかったです。
投稿者 YOUCHAN : 00:16 | コメント (0)
2008年9月 5日
ヴォネガットがガンガン復刊されている件
「書かでもの記」のほうで、散々絶版扱いについて文句を垂れていたヴォネガットの出版物が、ここにきてすごい勢いで復刊している。めちゃめちゃ嬉しい。持ってる本ばかりだけど、ホントこんなに嬉しいことはありません。みんな、是非読んでください。
スラップスティック―または、もう孤独じゃない
カート・ヴォネガット 浅倉 久志 ・訳
ホーカス・ポーカス
カート・ヴォネガット 浅倉久志・訳
死よりも悪い運命
カート・ヴォネガット 浅倉 久志・訳
母なる夜
カート・ヴォネガット・ジュニア 飛田 茂雄 ・訳

今、文庫版の「死よりも悪い運命」を読んでいる。再読になるのだけど、ヴォネガットの独特な語り口というか、文章世界への誘い方はユニークで、ふかふかの毛布のようだ。と言っても、書かれている内容はハードなもので、それは後ろに行くほどどんどん重くなるので、ちょっとした覚悟が必要なのだけど。
昨今の復刊ブーム、ヴォネガット再評価の気運のおかげで、これで書店に並ぶ邦訳されたヴォネガットは、エッセイ2冊と戯曲1冊を除いて、ほぼ網羅されていることになる。すばらしい。「国のない男」のおかげだなぁとしみじみ思う。あの本は、いってみればカンフル剤のようだと思った。しかもとてもいい本だったし。とにかく、復刊は本当に嬉しい。いい本は、長く読まれてほしい。いい作家なんですよ。
生きてるうちにお礼が言いたかったな。それが本当に心残りです。