高慢と偏見とゾンビ(Pride and Prejudice and Zombies)
高慢と偏見とゾンビ
ジェイン・オースティン、セス・グレアム=スミス 安原 和見:訳

笑いながら読みながらも、エリザベスの恋の展開に手に汗握ってしまいました。凶暴だなぁ。最後の「読書の手引き」でまた爆笑。
高慢と偏見とゾンビ
ジェイン・オースティン、セス・グレアム=スミス 安原 和見:訳

笑いながら読みながらも、エリザベスの恋の展開に手に汗握ってしまいました。凶暴だなぁ。最後の「読書の手引き」でまた爆笑。
ブルー
久美沙織

誰もが避けられない「死」を真っ向から取り扱った作品で、すりむけた傷のようにひりひりする。しかし悲壮感を感じないのは、その語り口の軽快さ故であろう か。普遍的なテーマをまさに今のコトバで切り取ったような印象。決して5年10年経っても古びない内容ではあると思うが、文章表現そのものが古びてしまう 気がして少し残念に思った。
さよならハッピー・バースディ
カート・ヴォネガット 浅倉 久志:訳

※感想は後ほど書きます
喋る馬(柴田元幸翻訳叢書)
バーナード・マラマッド

※感想は後ほど書きます
夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語
カズオ・イシグロ 土屋政雄:訳

※後日感想を書きます
黒い時計の旅 (白水uブックス)
Steve Erickson

スティーヴ・エリクソンならコレ、と勧められたので早速読んでみた。歴史改変もので、ヒトラーが死んでいなかったらどうか、という程度の事前情報だけで読んでみたが、初めて読むような手法の小説だった。物語と物語が交錯している。この小説では人称が変化する。「わたし」(もしくは俺)と称するのは一人だけだ。物語は鮮やかなフェードアウトとインを繰り返し、エピソードがくるくると入れ替わる。そしてぐるっとひとまたぎして最初に戻っていく。すごい物語でまさに幻惑された……!
第2巻。有名どころでは「キヤラコさん」と「顎十郎捕物帖」が収録されている。
誰からも好かれるキャラコさんだが、それ故妬まれ嫉まれ苦労している。健全なキャラコさんと取り巻く環境の不条理さとのコントラストがすばらしいし、ただの健全婦女子モノでは納まらない。
一方の顎十郎は安楽椅子探偵と言っていい。後半に行くほど謎解きが雑になり、ちょっと残念であったが、非常に楽しいシリーズで、人気が出たのもうなずける。ライバル同心にあたる藤波が非常にいい味を出している。ところでわたしは、「けぶ」という言葉をこの本で初めて知った。 これまで知らなかったとはけぶだの。
翻訳物があまり読めなかったなぁ~。それが残念なところ。久生十蘭全集は年に一冊のペースで消化中!?
サイのクララの大旅行―幻獣、18世紀ヨーロッパを行く
Glynis Ridley

ノンフィクションなのだが、資料がほとんど残されていない中、丹念に調査して描き出された18世紀の見せ物興行の記録。まるで夢のような世界がそこには展開されている。全ての人におススメしたい傑作。ラストでほろっとしてしまった。ページ隅っこのクララの小さな挿絵がまたすばらしい。
熱帯雨林の彼方へ (ライターズX)
Karen Tei Yamashita

今年出た本ではないが、ヴォネガット好きならオススメ、ということで図書館で借りて読んだのだが、コレ傑作ですよ。ヴォネガット以来だと思った。復刊して欲しい。登場人物がみんないい加減で自分勝手で、でも憎めなくて。
ポルトガルの四月 (ハヤカワ・ミステリワールド)
浅暮 三文

いやもう、すばらしかった! ユーモア、世界観、文体、どれをとっても大変美味しかった。磯良一氏の装丁画もすばらしくて、本丸ごと完成度が高いと思った。浅暮氏の本はもっと積極的に出版していただきたい。
アッチェレランド
チャールズ・ストロス (著), 酒井昭伸 (翻訳) 伸

すっごくオモシロイのはアタマではわかるのだが、全然読み進められないのだ。半分までがんばったのだけど、ダメだった。傑作だと思うのだが……。自分自身がもっと成熟した頃に再挑戦したいので、古本に出さずにしまっておく。ということで、久々のギブアップ。塩に浸かって半年くらい……。