2009年8月 8日

Mebiusを使ってみた その4

SHARPのノートパソコン「メビウス(Mebius)」モニターレポート第4回です。

最後のお題は、Mebiusの総合的な試用感、といったところでしょうか。新メビウスの「おすすめポイント」についてなのですが、「『ちょっとがっかり・・・』と感じている方は、こんな風に進化したら買い!と思うポイントについてレポートください。」ということだったので(SHARPエライ)、後者の観点で書かせていただきます。

今回のMebiusは、液晶手描きパッドがものすごいウリみたいなのですが、そこがウリでホントにいいのか!?とずっと思っていました。SHARPといえばかつて名機・X68000を生み出した企業。モニターしているこのMebius、初心者向けのエントリー機としてはいいかもしれませんが、SHARPのノートPCがこのMebiusしかない状況です。いつかは「こんな設計思想があるんだよ」といった、メーカーからの熱い声が聞えてくるのでは!?とかなり期待していました。が、届くのは液晶手描きパッドとアドオンジャケットのことばかり。悲しい気持ちになりました。

ノートPCとしてのバランスはいいと思います。キーも打ちやすいですし、上品なキーボードで、ストレスを感じることなく入力作業が楽しくできます。また、スマートメディアも様々な種類に対応して、しかも1つのスロットで各種のメディアが抜き差しできる。これって当然なことかもしれませんが、アタリマエのことがちゃんとできてて好感を持ちました。モチロンこれがウリになるとは思いませんが、メモリを増設することなくストレスなくVistaが動いています。PCとしては合格ラインだと思います。

メビウスのキーボード
Mebiusのキーボードはこんな感じ。

メビウス メディアを刺すところ
メディアはここで抜き差し。

あとは、エントリー機として導入したユーザーさん向けに、アドオンジャケットや液晶手描きパッドはとても楽しくていいと思いますが、2台目、3台目のサブマシンを検討しているユーザーに向けてのウリがほしかった、と本当に思います。ホントはあったんじゃないかなぁ。どうなのでしょうか。いつか開発者インタビューを掲載してほしいです。

投稿者 YOUCHAN : 00:22 | コメント (0)

2009年7月18日

Mebiusを使ってみた その3

SHARPのノートパソコン「メビウス(Mebius)」モニターレポート第3回です。

今回のお題は「液晶タッチパネル」に関すること。うーん、困った。というのも、前回のレポートで書いたとおり、わたしは液晶タッチパネルがなじまないので、あっさりマウスを導入して、快適なノートPC環境を構築しているからです。ということで、どうしてわたしにこの液晶タッチパネルがなじまないのかを書くことにします。

マウス接続!
あっさりマウス導入!

第1回目のレポートで書いたとおり、わたしは普段はデスクトップPCにグラフィックタブレットをつないで仕事をしています。触る頻度で言えば、9割以上がPC、ノートは余暇時間のみなのです。タブレットは長時間の作業を前提に使われる道具ですので、腱鞘炎が起きないように、ペンのグリップが好みのものに付け替えられ、ペン軸も摩擦の度合いに応じて付け替え可能、筆圧に対応しています。これが長らく「当たり前」の環境で、ペン入力デバイスを使っているユーザーにとって、Mebiusのタッチペンは申し訳ないのですが、使えるベルではありません(ゴメンナサイ)。ちょっとしたメモ程度なら、といった考え方もできますが、それでも滑らかに描けないタッチペンは私にはなじみませんでした。

では液晶タッチパネルにしたらどうだろうか、といいますと、私自身は先述したとおり、通常はPCで作業をしていて、ノートはあくまでも余暇です。ノートPCで広く普及しているトラックパッドやトラックポイントに馴染む状況がないため、これらがものすごく苦手です。範囲選択がしづらいこと、スクロールがあまりうまくできないことがその理由です。

といったこともあり、Mebiusも試行錯誤した上、やっぱストレスだ!と思ったので、さっさとマウスをつなげてしまいました。マウスを挿して、キーボードを打っている間、液晶パッドを手首などで触っての誤操作も起きないので、とっても快適です。ファンの排気口が左下にあるので、左手に温風が当たってちょっと気持ち悪い程度です(ただし熱風ではないのでご安心を)。冬はあったかくていいでしょう。

排気口。温風が~!
これが排気口。温風ぶお~~~。

ところで、このかわいいサブノートのデフォルトにあったら絶対楽しそうなのが「リアルタイム落書きスライドショー機能」。どういうことかといいますと、スライドショーを作って、それをメインのモニターにも上映しつつ、液晶タッチパネルにも表示。そして、上映とリアルタイムで、画面に落書きができて、その落書きの様子も、ちゃんとリアルタイムで保存できる、なんて機能です。「ニコニコ動画」のリアルタイムコメントが楽しいのと似ているかな。結婚式や同窓会とかで盛り上がりそうです。

わたしはちっとも使いこなせない液晶タッチパネル(ゴメンナサイ)ですが、そんなことを思いました。ではまた次回。

投稿者 YOUCHAN : 13:42 | コメント (0)

2009年6月27日

Mebiusを使ってみた その2

Mebiusモニターレポートその2 です。「Mebiusをいったいいつ使うのか」模索しながらの導入となったのですが、デスクトップPCを立ち上げるほどではない用途のときは、ノートのほうが気楽だと気づきました。当然のことながら、デスクトップは仕事机に向かう形です。しかしMebiusならリビングのテーブルでリラックスモードで作業できる。いや、なかなかよいです。

ただ、私自身、どうしても液晶パッドがなじまずストレスになっていたので、マウスをつなげることにしました。PCに自身を合わせるのではなく、ライフスタイルに合った使い方ができることのほうが重要です。MebiusにはUSBコネクタが左に2つ、右に1つついているので、右に差して完了!

グラフィックソフトはどうするか

マウスも導入して、快適さを増したMebiusたん。インターネット接続は大前提として、ノートPCで作業できるとよいなぁと思ったのは、第一にメールチェック、第二にブログの更新です。前のエントリーで、Gmailが快適に動くブラウザ環境としてGoogle Chromeをチョイスしたことは記述しましたが(IEでは重くてまともに動きませんでした)、次に考えなくてはならないのは、画像処理をどうするか、です。ブログの更新に写真は必須。その写真画像をリサイズしたり、明度を調整するなどといった加工は欠かせません。

通常なら、PhotoshopなりFireworksなりで画像の加工をしていましたが、さすがにこのMebiusのスペックでAdobe製品を動かすのは無理がある。いや、それ以前に最近のAdobe製品はインストールに果てしない時間がかかるので避けたい。そう、このメモリ環境(モニター中はデフォルトで動かすのを前提にしたいので、メモリの増設はしてません)でスムーズに動くグラフィックソフトは何があるのか!? という最大の疑問にぶちあたりました。

そこで、チョイスしたのが、ネットで話題になっている「Paint.net」というソフトウェアでした。PhotoshopやPainterをしのぐ機能が満載とうわさのアプリです。使えるかな~。インストールはあっという間でした。起動も早い。この狭い画面の中で、重なり合うツール群が半透明表示されるのはなんとも心憎い!

Paint.Netキャプチャー画面

壁紙用に準備した画像を開いていろいろ試してみたところ、ストレスなくさくさく動きます。Mebiusで作業する画像は、基本的には最大でもデジカメで取り込むサイズだし、印刷物のような高解像度を扱うことはありませんから、これで十分だと思いました。

壁紙を変えてみよう

グラフィックソフトも導入できたところで、Mebiusの壁紙の変更をやってみました。まず、解像度の再確認。1024x600 pixel の画像を2点用意しました。画像は過去に描いたイラストからトリミングして作りました。

実際に壁紙に設定してみると、デスクトップアイコンとの相性の良し悪しや、PCの雰囲気との相性など、やってみないとわからないなぁと。当初気に入っていたイラストは却下としました。

壁紙その1

壁紙その2
上がボツ画像。狭い画面でうるさい~。下が採用画像。

絵は決まりましたが、どうにもアイコンの文字が読みにくい上、白地は輝度が高すぎて眼に優しくない。そこで、Paint.netの登場です。画像を開いて、明度を落とします。白地に薄いグレー地が敷かれました。別名保存して、デスクトップの画像を入れ替えてみると、ぐんと見やすくなりました。これだー!

ちょっと暗くしてみる。
明度を落としてみる。

液晶パッドもおそろいにしましたが、コチラはアイコンが載ることもないので、輝度の高い前バージョンの画像にしておきました。

おそろい画像

あとは、不要になったデスクトップのショートカットアイコンを削除。ほとんどのショートカットが、スタートアップメニューにも揃っていたので、ざくざく削除しました。狭い画面なので、これでずいぶん見やすくすっきりとしました。

デスクトップをすっきりと。

アドオンジャケットは要検討

アドオンジャケットは個人的にはないほうがいいと思いました。Mebiusは、コロンとかわいいフォルムのPCではありますが、逆説的に言えは「厚ぼったい」。これにアドオンをつけてしまうと、さらに厚ぼったさが増す上、紙を挟むと蓋の質感が損なわれて、安っぽい印象になったからです。厚ぼったさに目をつぶるとしても、よほど紙質に凝るか、布にするか、それとも好きなミュージシャンの写真を入れるなどワンポイント的に使うなどの工夫は必要な感じです。このあたりは、要検討だなと。絵や写真を入れりゃいいってもんじゃないですね~。

ところで余談ですが、ウチではすべてのPCをローカルネットワークでつないでいるため、PC一台ごとに名前をつけています。このMebiusには、「Ronald」という名前をつけました。由来は、アメリカのロックバンド・SparksのRon Maelから。Ronのようにクレバーであれ、との願いをこめてつけました。うーん、いい名前だ。

ではまた次回。

投稿者 YOUCHAN : 14:16 | コメント (0)

2009年6月 8日

Mebiusを使ってみた その1

SHARPのノートPC「Mebius」のモニターに選出されたので、4回にわたって試用感などをレポートします。

少し自身のことをお話しします。普段はデスクトップPCでイラストを描く仕事に従事しています。しかもイラストレーター界のマイノリティー、Windowsユーザーでもあります。PCにはもう10年以上昔から、Wacomのグラフィックタブレットが必ずつながっています。外出は打ち合わせくらいで、基本は事務所でPCに向かって延々仕事をしているため、ノートPCを使う必要性が殆どありません。このMebiusは10年くらい前に使っていたIBMのThinkPad以来、と言った具合で、ものすごい隔世の感があります。

そんなユーザーの立場から、天使のように舞い降りたMebiusがどんな風に毎日に溶け込んでくれるのか。イラストレーターにとってノートPCとはなにか!?といったレポートになるかもしれませんし、ならないかもしれません。


ヤァヤァヤァ!Mebiusがやってきた

mebiusが来た

我が家にやってきたMebius、箱が小さいのにビックリ。本体もコロンとしてカワイイ。そうか、いまどきはこんなに小さいのか。取り出してみた感じです。白い表面にMebiusのロゴが眩しい。というか大きすぎるなぁ。結構カワイイボディーなのに......。カバーをつけようと思いますが、それは自分のオリジナルイラストにしたいし、それ以前にしなくてはならないことも山積しているので、カバーはまた後日に。

バッテリーセット!

バッテリーを装着して、充電です。そして、いろんな設定の山を乗り越えて(この設定がホント大変。時間には余裕を持とう!)、さあインターネットだ!メールチェックだ!と、IEを起動。

わたしはメールの送受信にはGmailを使っているのですが、困ったことにGmailの読み込みに果てしない時間がかかる。あれ、反応しないな、とうっかりそこかしこをクリックすると、忘れた頃にそのクリックが有効になって、開いてもいない(つもりの)リンク先が開いてしまう。これでは使えない! ああ、メールチェックができないなんて、ノートPCとして一番大事な役割なのに......と落胆していたのですが、ブラウザを変えてみることに。Google Chromeを早速ダウンロード、インストールして、使ってみると、おおお、快適!! これだー! ということで、Mebiusで使用するブラウザはChromeに決定です。


ペンタブレットを使ってみたよ

ネットワークも設定が無事終わり、メールもmixiも無事見れるようになりましたので、今回モニター第一回目のお題になっている液晶ペンタブをさわってみました。液晶画面はつるつるで、あっという間に指紋だらけです。が、拭けば取れるので問題ありません。付属のペンは、昔使っていたPDAのPalmに着いていたペンみたいで、ちょっと懐かしい感じです。

早速起動して描いてみましたが、ペン先と液晶画面の摩擦が大きすぎて、なめらかに描けない!というのが第一印象。タブレットのペン先問題は、先述したWacomのグラフィックタブレットでも長く議論されているところなので、商品第一号でいきなりパーフェクトなものが実現できるとは思いませんが、なめらかな描き心地を次回バージョンでは期待したいです。

描いてみた。

描き心地はともかく気になったのは、ペンの遅延が起きるところでしょうか。うーん。これは、先述のGmailの読み込みが大変、というのに共通しているかもしれませんが、メモリを増設した方がいいかもしれません。なんだかそんな気がしてきました。デフォルトでついている機能なので、できればデフォルトのスペックの中でスムーズに動いて欲しいなぁと思いました。

色やペンの幅を変更するツール類は直感的ですが、消しゴムの幅が狭い!一番太くしても狭くて、消すのがめんどくさくてゴミ箱に捨ててしまった方が早い、といった感じです。消しゴムを太くしてほしいです。

描いた絵を保存するには、フロッピーディスクアイコンをクリックすればいいのですが、保存のアラートが出ないので、保存されたのかどうかがわからず、4回もクリックして、マイピクチャを見たら同じ絵が4枚保存されていました......。ファイル名くらい聞いてくるのかなと思ったら、タイムスタンプがファイル名になっていました。ここは改善して欲しいところです。保存された画像はJpegでしたが、色数も少ないし、画質もあまりよくないので、JpegではなくGIFやPNGでいいのでは?と思いました。お絵描き機能については、新バージョンが出るといいなぁと思います。拡張性も必要ですし、インターフェイスも改善の余地ありだと思いました。色数も少ないし、消しゴム細いし。

保存先のキャプチャー
※画像保存先情報のキャプチャ画像。クリックすると原寸のキャプチャー画面を別ウインドウで表示します。

といった感じで、まだ全然細かく見れていないのですが、デフォルトで使ってみた上での感想です。気がついたところは追って補足していきます。ではまた次回。

投稿者 YOUCHAN : 13:09 | コメント (0)