Mebiusを使ってみた その3

SHARPのノートパソコン「メビウス(Mebius)」モニターレポート第3回です。

今回のお題は「液晶タッチパネル」に関すること。うーん、困った。というのも、前回のレポートで書いたとおり、わたしは液晶タッチパネルがなじまないので、あっさりマウスを導入して、快適なノートPC環境を構築しているからです。ということで、どうしてわたしにこの液晶タッチパネルがなじまないのかを書くことにします。

マウス接続!
あっさりマウス導入!

第1回目のレポートで書いたとおり、わたしは普段はデスクトップPCにグラフィックタブレットをつないで仕事をしています。触る頻度で言えば、9割以上がPC、ノートは余暇時間のみなのです。タブレットは長時間の作業を前提に使われる道具ですので、腱鞘炎が起きないように、ペンのグリップが好みのものに付け替えられ、ペン軸も摩擦の度合いに応じて付け替え可能、筆圧に対応しています。これが長らく「当たり前」の環境で、ペン入力デバイスを使っているユーザーにとって、Mebiusのタッチペンは申し訳ないのですが、使えるベルではありません(ゴメンナサイ)。ちょっとしたメモ程度なら、といった考え方もできますが、それでも滑らかに描けないタッチペンは私にはなじみませんでした。

では液晶タッチパネルにしたらどうだろうか、といいますと、私自身は先述したとおり、通常はPCで作業をしていて、ノートはあくまでも余暇です。ノートPCで広く普及しているトラックパッドやトラックポイントに馴染む状況がないため、これらがものすごく苦手です。範囲選択がしづらいこと、スクロールがあまりうまくできないことがその理由です。

といったこともあり、Mebiusも試行錯誤した上、やっぱストレスだ!と思ったので、さっさとマウスをつなげてしまいました。マウスを挿して、キーボードを打っている間、液晶パッドを手首などで触っての誤操作も起きないので、とっても快適です。ファンの排気口が左下にあるので、左手に温風が当たってちょっと気持ち悪い程度です(ただし熱風ではないのでご安心を)。冬はあったかくていいでしょう。

排気口。温風が~!
これが排気口。温風ぶお~~~。

ところで、このかわいいサブノートのデフォルトにあったら絶対楽しそうなのが「リアルタイム落書きスライドショー機能」。どういうことかといいますと、スライドショーを作って、それをメインのモニターにも上映しつつ、液晶タッチパネルにも表示。そして、上映とリアルタイムで、画面に落書きができて、その落書きの様子も、ちゃんとリアルタイムで保存できる、なんて機能です。「ニコニコ動画」のリアルタイムコメントが楽しいのと似ているかな。結婚式や同窓会とかで盛り上がりそうです。

わたしはちっとも使いこなせない液晶タッチパネル(ゴメンナサイ)ですが、そんなことを思いました。ではまた次回。