シゴトは難しい

E-spaceのBBSに見過ごせない内容のリンクが貼られていた。

「週刊女性」での挿絵連載途中降板について抗議します。

私なりの見解を、だらだら書きます。

雑誌連載って、人気があれば継続するし、なければ終了。
それが当たり前だと思っていた。
基本的に今まで終了したわたしの連載は、
(雑誌の廃刊もあったけど)先方の都合によるものだ。
でも、それは仕方がないと思っている。

わたしの場合は、お気楽イラストエッセイなのだけれど、
今回の抗議内容にあるような「挿絵連載」というケースについては
おそらくちょっとニュアンスが違うだろう。
小説とリンクした挿絵であるはずだ。コレが一番大きいかな。

でもね、抗議するほど大事なシゴトであれば、
最初に「連載終了まで描きます」みたいな契約を
結んでおくのがホントは筋なんだろうなぁと思った。

雑誌の場合、契約ってほとんど結ばない。

リンク先にあるように、もしこれまでも、
不当な扱いを受けて泣き寝入りをしているイラストレーターが
たくさんいるような媒体なのであれば、たとえ雑誌であっても、
契約書は締結しないといけないのではないだろうか。

契約書とかの話すると嫌がる会社は多い。
当然、仕事は減る。
激減する。

それでも契約書をがんばって締結してくれる会社だって
(少数派ではあっても)ちゃんと存在するんだから、
そういうとこと仕事をしていかなくちゃ。
…と、結局そこに落ち着くわけなんだけど。

雑誌の場合は、どうなんだろう。なんかうまいことできないかなぁ。
前例ができればいいのだろうけど。
雑誌連載時における、掲載保障契約、みたいな感じか?
最低何ヶ月の掲載を保障します。
それ以上の掲載についての契約は自動更新。
みたいな感じでしょうか。

とりあえず、この抗議をしてるイラストレーターさんには、がんばっていただきたい。

フリーのイラストレーターは、決して弱者ではありません。