語りすぎてはいけない

唐沢俊一氏の日記に、
「知識をひけらかし自分たちをバカにする都会ものに対する、
非エリート層の反発がブッシュの力だ」とあった。
結構、これは目からうろこだし、気をつけなくては、と思った。

あまりにも完璧に悪事を暴かれて叩かれている人(政治家とか)を見ると、
正常な判断をもっている人は「そんなにいうほど悪い人じゃないんじゃないか」
という感覚が沸き起こるもの、とも書かれていた。
実はわたしもそれは感じていたので、なんだか納得しちゃった。

語りすぎずに、押し付けずに、きちんと思いを伝えるには、
雄弁なコトバをもたぬわたしには、やっぱ絵を描くことが一番
「間違っていない道」なのだろうとも思う。
絵ごときでは世界は変えられないし、本当に傷ついた人は、癒せない。
(気分転換できることと癒すことは次元が違う)
しかし、わざわざ傷を深めることはない。
無視を決め込むこともしたくないし。

はて。