日本の職人さん

わたしとNORIちゃんは、ブランドに関する考え方が近い。
特に鞄に関しては、「日本製」、そして「職人の顔が見えるもの」を選んでいる。


帆布のバッグなら、断然須田帆布
帆布のバッグが硬いという固定概念を打ち砕いた。
しかも、シンプルで大人っぽいデザインもよい。

数年前に、取材で須田のおっちゃんにも会えた。
職人だから頑固で融通が利かない。
そのくせして、痒いところに手が届くデザイン。


そして、革製品は、鞄工房土屋だ。
土屋のバッグは、実にいい。
縫製が丁寧。柔らかい皮。奇抜さはないけど、なじむデザイン。
販売価格が適正な点も好感が持てる。
なにより、やっぱり職人の顔が見えるところがいい。

昨年末に、システム手帳を、土屋で購入した。
ふんわりと手になじむ革。細かなところでつくりのよさを実感できる。
それを見てたNORIちゃんも、土屋で手帳を購入した。


そしてそして、いつかバッグを作ってみたいのが
代官山にあるオーソドキシー
オーソドキシーの鞄は、とにかく軽い。
革のシンプルさと上質さは、ほかのメーカーにはない。
デザインも、無駄が一切省かれているところもよい。
ああ、いつか作ってみたい。

オーソドキシーのバッグは、オートクチュールなので
市販されているバッグよりもとても高いのだ。
いろんなバッグを経験して、この形だ!と思うものが解ったときに
ぜひ作ってくださいね、とオーソドキシーの今野さんは笑顔で話してくれる。

昨年、名刺入れをオーソドキシーで作ったとき、
お手入れ用の革クリームを購入した。
「革はお手入れがとても重要」と、いろいろ教えてもらった。
他社製品の鞄であっても、手入れが行き届いているのを見て
その鞄は幸せねぇ、と目を細める。

やはり、職人さんだ。