その738July.30

「痛ましい事件が最近多い」とよく耳にするが、猟奇殺人は昔からあった。これを読むと、まるで探偵小説のような展開で驚くばかりである。昭和7年の事件であるから、当時はTVがないせいもあり、新聞の書き方もスゴイ。

検索して見つけた出身校のサイト(あまりにもはずかしいデザインなので、リンクはご勘弁)。カリキュラムを見ると、『倫理社会』がなくなっていた。うーむ、これはどうかと思う。受験には役立たないかもしれないけど、哲学的な思想を学べるチャンスは、そうはないと思うのに…。

その737July.28

覆刻版「氷の涯」を読んではじめて知った。これ、わたしはずーっと「こおりの がい」と読んでいた。でも、これは「こおりの はて」と読むのが正解。…う〜〜〜ん。日本語は難しい。

フォッシル製・スタルクデザインの腕時計が日本でも買えることがわかり、狂喜した。ぐお〜。

本日の一冊:キルケゴールとアンデルセン/室井 光広
講談社 ¥3,800

わたしが通っていた高校では、3年生の社会科は、「経済」と「倫理」のどちらかを選択できた。わたしは「倫理社会」を選択した。教科担任の山本先生の話はとても面白く、倫社の授業は、これまでの学校の授業のなかでダントツに印象的だったのを記憶している。その内で、キルケゴールの哲学がどうしても理解できなかった。17歳の感性で理解できなかった彼の思想を、34歳のわたしなら理解できるだろうか?

その736July.24

先日、バラエティ番組にあがた森魚が出てた(びっくりした。オヤジになっていた)。で、バージンVSが聴きたくなったんで、ひっぱりだした。「ウインター・バスストップ」という曲がすごく好きだったのを思い出した。冬のバスストップを二人で歩くっていう歌で、♪二人で歩いたう〜〜〜〜〜れしさにぃ〜いくつも歩いた のくだりが、とっても嬉しくて切なくて。改めて聴いても、よかった。

散語拾語本日の一冊:散語拾語/ 安野光雅
朝日新聞社 ¥680

わたしが世界一敬愛する画家・安野光雅さんのエッセイ。彼の絵を見て育ったわたしには、おそらく刷り込み現象に近い状況でアンノ的思考が備わっていると思う。「科学者がみんな科学的とは限らない。芸術家がみんな芸術的かというとそうでもない。同様に、医者や宗教家に確固たる生死観があるかというと、そうでもない例が少なくない」

ちなみに、最新刊は「村の広場」。彼の著作は画集・エッセイともに膨大で、全部そろえたら棚が埋まる。専用のリンク集を作ろうと思う。美術館にも行きたいよぅ〜。

その735July.22

覆刻版「氷の涯」の古書を買ってしまった。また覆刻版かよ…(汗)

太陽の街本日の一冊:太陽の街 / トーベ・ヤンソン(著)・冨原真弓 (翻訳)
筑摩書房 ¥1,800

「太陽の街」の舞台は、老人ばかりがくらす街。静かに、淡々と続く毎日。サイレンを鳴らさずに到着する救急車……。昨夜、偶然見かけたTV番組「世界遺産」で取り上げられていたイタリアの町・クレスピ・ダッダ。世界恐慌後に破綻してしまった後も、今も人が静かに暮らす町であるが、この「今」の様子は、まさにヤンソンの「太陽の街」だと思った。年をとったら、こういう街で暮らしたい。わがままな、自分勝手な老人になって。

ヤンソン著作では、「誠実な詐欺師」もオススメ。

その734July.20

Bye bye Trattoria. わたしはトラットリアレーベルが大好きだった。こういういいレーベルがオシマイになっちゃうことは、ほんとうに残念。売れりゃいいという思惑見え見えのコンピモノが横行する中、ほんとに芯の通った良質のサウンドをいっぱい提供してくれた。サンキュー、バイバイ!

S.M.本日の2枚その1:
NEW WORLD RECORD
/ SALON MUSIC
トラットリア ¥2,800

ファーストアルバム「My Girl Friday」は結局手に入らないまま。でも、サロン・ミュージックはその後もずっとずっとトップランナーで、今もめちゃくちゃカッコイイ。日本で一番イカシタ二人組み。これからわたしも買います。泣くぞ!

ANCHOR本日の2枚その2:ANCHOR / V.A.
トラットリア ¥3,800

そしてトラットリアのアンカー。3枚組である。これにて終了。ああ、悲しや…。

その733July.19

戸川京子ちゃん。80年代、戸川純ちゃんの特集なんかを組んでるような雑誌が大好きだった。その頃、1回だけ京子ちゃんの特集があった(多分サウンドールだと思う)。純ちゃんに似てて、でももっとあっけらかんとした向日葵のような女の子で、不思議な印象だった。純ちゃん、大丈夫かな。

ER2話すっ飛ばし事件。NHKの事なかれ主義、これに極まり。企業体質腐ってない?

その732July.18

父のお墓をどうするか、というヘビーな話を母とメールでする。実際、もう場所がないみたい。かといって、地元から離れた場所に納骨するわけにもいかないし。その前に、お金かかるし(これが一番のネック)。マンション買う話みたいになってくる。まぁ、ゆっくり考えていきましょう、という感じで結論にならない結論。

で、思った。自分自身はどうしたいのか、ちゃんと遺書を残しておかないとだめだねぇ…。と、のりちゃんと話し合ったりして。だって不慮の事故とかいつ遭うかわかんないし、根無し草なわたしたち、どうすんのよ!?という気もするのだった。ガンジス川に散布、わたし的にはコレ最強。

夢野久作4本日の一冊:夢野久作全集4
筑摩書房 ¥950

「ドグラ・マグラ」を初めに読むより、この巻に収められている「空を飛ぶパラソル」や「いなか、の、じけん」を読んで、夢野久作を堪能する方が順番としては正しいような気がする。ちくま文庫の夢野全集は、ほぼ全作品(小説)が収録されているけれど、この第4巻の短編集は、かなりいいラインナップだと思う。短編の名作がバランスよく収められている。このラインナップが好きな人は、「ドグラ・マグラ」も楽しめると思うけど、どうだろう…?

ぶへ〜〜〜。その731July.16

大賀のナイスPhoto。あくび直前の表情である。ぶさいくでカワイイっす。現在、結膜炎の治療中なので、左眼の周囲がちょっと赤い。

その730July.14

パブリックドメインになるには作家の没後50年を待つこと、というのが普通とおもっていたら、どーもそうじゃないらしい。国によって違うのね。どのみち、企業( = パブリッシャー)は、著作物を「量販すること」で収益を得てるから、著作物の取扱いについて、いろんな立場を取ることはあたりまえ。問題なのは、作家(orアーティスト)の意志(or遺志)だ。

最近だと、Avexがコピー防止CD(正確にはCompactDiscじゃないから、”?”)を出したとき、物議が起きたけど、騒ぐ対象が違うと思った。なんでAvexを責めるのか? 「コピー防止を最優先にしたい」という主張をしてるだけじゃん。なぜみんなは、その措置が取られた後に、AvexからCD(?)を出すアーティストに対して文句を言わないのだろうか? だって、その人たちは、Avexに賛同しているんでしょう? わたしだったら、Avexを即刻抜けるね。インディーズで出す道だってあるもの。手段はいくらでもある。

「アーティスト」と呼ばれる人(呼ばれなくてもその立場の人)は、作品を、どんな人に届けたいのか、どうしたいのかを明確にしなきゃ。お上にいわれたまま、なすがまま、じゃちょっと情けない。

その729July.13

生理痛でDOWN。お気に入りの一冊・R.バーコヴィチ「野うさぎ」(岩波現代選書)をつまみ読み。こういう名作が絶版なのは惜しい。(検索したところ、古書では若干の取扱いがある様子)映像的な表現が美しく、ちょいと…というより、かなりダークな1冊。

SPACY本日の一枚:SPACY / 山下達郎
BMGファンハウス ¥2,400

大瀧詠一つながりで山下達郎。RCA時代「For You」までが、わたしには旬である。「Melodies」は、ちょっと「?」だった。以降「?」は続く。吉田美奈子のセンスがキーなのかも。

RCA時代では、この「SPACY」がダントツ。オープニングの佐藤博の流れ落ちるようなピアノに、何度ノックアウトされただろう。厨房の頃(文字通り中学生だった)、ラストの「Solid Slider」の長いのが嫌だったけど、今聴くと短い気が。あれ?みたいな。もっと聴いていたいな、と。ちなみに、このアルバムがYMOを聴くきっかけになったのであった。

その728July.10

2年前。猫の嬉楽がFIPで死ぬ直前、いろんな人がいろんなものをお見舞いにくれた。その中には、民間療法まがいのものもあった。けど、拒むことは当然なかった。くれた人は真剣だったし、もし万が一にでもそれが効くのなら…という思いもわたしにもあった。だけど、嬉楽は闘病3週間で天国に行った。

もし、彼の闘病が長く続いていたら、もっとたくさんいろいろな声がかかったと思う。民間療法を拒むことや、判断することは、当事者には難しいことだ。だから、なおさら権威のあるメディアは、とてつもない影響力があるということを知り、もっと慎重になるべきだと思う。人の噂も75日…かな?

アキラ本日の一枚:アキラ4 / 小林 旭
日本クラウン ¥1,500

アキラといえば小林旭。小林旭といえば、大瀧詠一。ということで、御大による監修という、超絶に濃ゆ〜い一枚つーかシリーズ。この他にも、「アキラ1」「アキラ2」「アキラ3」がある。今は亡き父が小林旭を押すわたしの日記を見たら、おそらくビックリするだろう。んが、父はペレス・プラードをわたしに刷り込んだ人であるから、そんなに間違ってもいないと思う。マンボ!

その727July.07

先日、わが家にエンタープライズ号がやってきた。来たのはプレミアムボックスの方。かっくいいけどプラッチックだよぅ。ちょっとちゃっちぃよぅ。艦長の声が麦人氏でないのはちょっと違和感が…。しかし、これでしばらくTNG三昧の暮らしになるっす。うひひ。2ndシーズンも予約しなくては!

ケロッグ博士本日の名画:ケロッグ博士
出演: アンソニー・ホプキンス, ブリジット・フォンダ, その他
監督: アラン・パーカー
DVD / ¥3,980

TNGのパイロット版を見終えたところで、たまたまTVでやっていた。禁欲生活・菜食主義の健康センター。ゆんゆんしまくり!しかし面白すぎ〜!これ、実話が元になってるって聞いて、改めてびっくり。ちなみに、TNGのオブライエンがエロ民間療法の信者?で出てたのが、個人的には印象的であった。いや、パイロット版見た後だったんで…。

その726July.05

風邪は喉のキモチワルイ感触を除き、ほぼ完治。いえーい♪

サーバの移転がようやく完了。のりちゃんありがとう。訪問してくださった皆様、これまでyouchan.comの表示がやたらめったら重くて申し訳なかったです。自分でも重いなぁと思ってたので。しかし!今度のバーチャルサーバは手堅いとこなので、スムーズ〜♪

杉山龍丸・編「夢野久作の日記」が、古書市場でえらい高値で取引されている。¥15,000〜¥25,000という価格帯って一体…。この本は、品切れ/重版検討書であり、絶版ではない。ということで、復刊ドットコムで復刊希望を出しておいた。この本は、復刊の可能性高いと思う。清き一票をお願いします>ココ見てる方

その725July.04

先週末からひいている風邪がなかなかしつこくて、これまた停滞気味。耳ぼーん、のどイガー、鼻ぶびー。夏風邪なんて嫌いだ〜。

寝る前に読んでいた「随筆・歌・書簡」読了。久作は、父の死後の片づけで奔走していた。原稿もいっぱい溜まっていたらしい。はやく香椎に帰りたいと願っていたのに、ようやくその目処がついたとたんに急死してしまった。死の直前、ごたごたに直面しながら妻に宛てた書簡を読むと、なんとも切な過ぎる。彼は未来を夢見ていた。なんということだろう。しかも、なぜ香椎ではなく東京で逝去しなくてはならなかったのか。ともかく、天才は早死にする、の典型か。

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疑問だらけの「奇跡の詩人」

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