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2006年7月29日

がんばれbk1

今週は、乗り物酔い(電車)とかいろいろあって、
体調がイマイチ悪くてダメダメな1週間でした。

ところで、関係ありませんが、本を買うのに便利なのがAmazonです。
ですが、最近、bk1もがんばっているようです。
「簡単リンク機能」というのを搭載しています。
どれどれ。


横溝正史時代小説コレクション 捕物篇1
横溝 正史著
出版芸術社 (2003.12)
通常2-3日以内に発送します。


…ん~、確かに簡単なんだけど。


でもでも、コレと同じ本を、G-Toolsを使うと、もっと簡単です。

幽霊山伏
横溝 正史
4882932415

デフォルトでテンプレートが一杯あるしなぁ~。
個人的には、上図くらいシンプルなほうが使いやすい。


…が、がんばれ、bk1!
個人的には、bk1のマスコットキャラクターの名前が「本多くん」というのがちょいとツボでした。

投稿者 YOUCHAN : 23:48 | コメント (0)

2006年7月23日

ヒャクテン終了

立体ヒャクテンマン展11thは、本日(23日)に、無事終了しました。
夏休みに入って、スグに最終日だったので、
お子さんが来場して遊べる機会が少なかったのがちょいと残念でしたが、
それでもみんな、一様に楽しんでくれたようで、ホントよかったです。

16パズル
NORIちゃんと共同で作った16パズル。檜のブロックの絵合わせです。

おてほん
壁には「おてほん」を用意。大人はお手本を見ながら絵合わせをしますが
こどもはそんなの見やしません。

シラリンとわたし
日本を代表するベテランイラストレーター、シラリンさまと共にかぶりモノに興ずるワタクシ。

たろさんロボ化計画
日本を代表するおさかなイラストレーター、友永氏 かぶりモノを強要されるの図。

ヒャクテンは、出展する方だけじゃなくて、見る方も楽しめなくちゃねー。
(※写真、追加しました)

ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

ところで、当番に出かける間の電車の時間は読書タイムなのですが、
今回は3冊。全部横溝でした。横溝ブーム再燃中です。

仮面劇場
由利モノ短編集です。
やはり由利先生の時代は、耽美的な作風が漂う感じがしていいな~と思います。


悪魔が来りて笛を吹く
短編の次は長編がいいなと思い、コレにしました。
時代があちこちに飛び、登場人物がどんどん増え、あれ?この人誰?状態に陥りつつも、
ぐんぐん読ませちゃう面白さは秀逸。やっぱ横溝は長編がいいです。

「イカの墨のようにドズ黒いものが腹の底に広がるような」と、
「熱い鉄串を脳天からぶち込まれたような衝撃」という表現が特に多発してましたが、
そんなの気になりません。(気にしていては読めない)

全体に、ちょっとダークな雰囲気が覆っていて、個人的に好みです。


蝶々殺人事件
由利先生モノ最後の長編。「本陣殺人事件」と同時進行で書かれていたとは思えません。
3本指に入るかもしれない出来だと思います。

この冒頭で、由利先生が疎開先で甘薯作りに精を出していた下りは、
小栗虫太郎へのオマージュだったに違いありません。

小栗虫太郎は、疎開先で甘薯を作っていて、
「砂糖が取れたら君の所に送ってあげるよ」と手紙を横溝に送ったそうです。
「届くのを楽しみにしています」という返事と入れ違いに、
小栗の訃報を知らせる電報が、ご子息から横溝宛に届いたのだそうです。

かつて横溝が喀血して、穴を開けた原稿を埋めてくれたのが小栗虫太郎でした。
そして今度、小栗があけた新連載の穴を埋めたのが、この「蝶々殺人事件」。
このエピソードは、「横溝正史自伝的随筆集」の『ピンチヒッター』に書かれていました。


余談ですが、今日「蝶々殺人事件」を行きがけに読み終えてしまいました。
帰りに読むものがない…しまったぁ…と、わたしはボーゼンとしてしまいました。

NORIちゃんいわく、そのときのわたしは、とても悲しそうな顔をしていたそうです。

投稿者 YOUCHAN : 23:14 | コメント (5)

2006年7月22日

「百間先生、月を踏む」

今日、犀のTシャツ展の帰りに、郵便局へ寄ったら
その途中に「コーヒーノラや」というナイスなネーミングのカフェに遭遇しました。

コーヒー のらや

時間がなかったので、カフェには寄れませんでしたが、
25日の当番日の帰りには寄りたいと思います。

で、ノラやつながりで、今日はこの本です。

「百間先生 月を踏む」 久世 光彦

4022501863

久世光彦さんの最後の作品は、百鬼園先生がモチーフでした。
絶筆のため、ラストは尻切れ蜻蛉です。残念。

それにしても、もし、この本が、ちゃんと久世氏の手によって
出版されたとしたら…
文中の架空の『百間先生』が書いた、架空の『文学作品』は
も、もしかしたら、旧仮名遣いになったのでは…と思いました。
いえ、期待しました。

もうひとつ気になったのが、『小田原』という地名。
これが、どうにも不思議な印象で…。
あの百間先生が、『小田原』に滞在した、という『架空の事実』が、
架空とはいいながら、なぜかしっくり来なくて。
他にも、細かな描写で「そうは先生は言わないんじゃないかな」と
思う節は、ところどころにはありました。

ただ、現代に百間先生がよみがえったような感じが堪能できて、嬉しかったです。

久世光彦さんのご冥福をお祈りしつつ…。

投稿者 YOUCHAN : 00:01 | コメント (0)

2006年7月21日

渦中の人

先日、重松清さんの「流星ワゴン」を一気に読み終えた。
とても面白い展開に、ページをめくる手が止まらない。
なのに、どうして読後感がすっきりしないのか。
NORIちゃんも、「流星ワゴン」にハマった。
「これを読むために電車に乗るのが楽しみ」とまで言っていた。
けれど、読了後、彼は「うーん」といったきり、言葉を失った。

ところで、先々月の個展の人待ち時間で、
わたしは梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」を読んだ。
児童文学ということもあり、平易な表現で綴られているし、
とても薄い本だから、ライトに読めていいかなと思ってとっておいたのだ。
読み終わるのに時間はかからなかった。
ところが、読後感は、その日一日の私を占領してしまった。

「流星ワゴン」と「西の魔女が死んだ」には、共通点がある。

 1) 大人とこども・親と子・家族の関係が描かれている
 2) 死について触れられている
 3) いじめ問題が関係している
 4) ファンタジックな要素がありながら、甘くならない展開になっている

なにが違うのだろうか。
文学作品を比較していいとは思わないけれど、
共通点がここまであるのに、響くものが違うのはなぜだろうか。
ずっと考えてきたけれど、一ついえることは、
作家の立場なのかもしれない、と思った。

重松さんは、「自分が親になったから書けた作品」とあとがきにものこしている。
つまり、『渦中の人』なんだ。
渦中の人が、自分自身と重ね合わせて描いているから感動的であり、
身につまされるし、リアルなんだと思う。

一方の、梨木さんは、ご自身のことをあまり語らない方なので、その実態はわからない。
インタビューをほとんど受けない、という話を聞いた事がある。
だから、どういう立場の方かはわからないけれど、
「りかさん」「からくりからくさ」「家守綺譚」そして「西の魔女が死んだ」、
これらに共通する、湖のように森閑としている、あの感じ。それから、希望。

彼女は、『渦中の人だから「西の魔女が死んだ」を書いた』ようには思えないのだ。


もしかしたら「流星ワゴン」は、男性作家らしい作品の典型なのかもしれない、と思う。
あれだけ長い話を、飽きさせずにぐいぐいひっぱる展開、
魅力的なキャラクター(特にチュウさん)。
読んでよかった、と思った。いい友達に会えたような感じ。
ただ、自分は『渦中の人間ではない』から、釈然と出来ないのではないだろうか。

わたしは、「流星ワゴン」は「もしもあのとき~してたら」の「たら」「れば」について
描いた物語として捕らえ、途中くらいまでは実は大きく感情移入していた。
けれど、後半に向かうにしたがって、その感情移入が難しくなってしまった。
だから「うーん」となってしまったのではないか。

一方の「西の魔女が死んだ」は、読んだ後、しばらく放心状態が抜けなかった。
私の心のある部分を、そっとなでられたような感覚。
梨木さんの作品は、どれをとってもそういう読後感がある。

上手くいえませんが、なんとなく、そんな気がしました。

ところで「西の魔女が死んだ」は、文庫版のほうがオススメです。
先日、先に発売になっていた、単行本の方を書店で見かけたので、手にとってみたら、
ラストの大切な2行の扱いが、文庫版のほうが優れていたので。

あの2行に、涙したのだから、わたしは。

流星ワゴン
重松 清
406274998X

西の魔女が死んだ
梨木 香歩
4101253323

投稿者 YOUCHAN : 01:23 | コメント (2)

2006年7月20日

プレイズYMO

プレイズYMO
セニョール・ココナッツ
B000EZ899A

このイカシタジャケットがAmazonマイページのオススメに出てきました。
ん?なにこれ?すごく気になる~画だなぁと思ってクリックしてみたら、
ものすごいCDということが判明しました。

即買いしまして、聴いてみました。すごく楽しい!可笑しい!カッコイイ!

教授・ハリー・ユキヒロのお三方もも参加してます。
そして、「増殖∞」のスネークマンっぽいインタールード(曲の合間の合いの手みたいなつなぎ)に
わざわざテイ・トウワを起用している手の込みよう…。
そのくらいYMOに気合と愛がこもっているわけですが、テイ・トウワ、エライ!

わたくし個人的には、「Pure Jam」と「Limbo」が大好きです。

YMOをカバーしている、肝心のセニョール・ココナッツことアトム・ハーツ
というか、ウーヴェ・シュミットおじさんには、もうもう脱帽です。
この人のラテンは、土っぽい感じがしなくて、適度にエレクトリカルなところが
肌に合う感じがしていいなぁと思います。

このひと、常にスーツでラテンをプレイしてるらしいです。
そのスタイル、超クール!

でもよく考えれば暑苦しくもある。

投稿者 YOUCHAN : 14:30 | コメント (2)

2006年7月18日

Tシャツ展とヒャクテンマン展

なぜか今年は日程がどっぷりとダブってしまいました。

Tシャツ展で、わたしはキッズサイズを中心にTシャツを描きました。
ぜひ遊びに来てくださいね~。

Tシャツ展DM

ヒャクテンは、子供が遊べる16パズルをNORIと共同制作しました。
立方体の各面に画がはってあります。結構難しいよー。

立体ヒャクテンマン展11th


わたしの当番表ですが、下記の通りです。

ギャラリー犀 Tシャツ展
7月21日(金) 12:00~15:00
7月25日(火) 14:00~17:00

立体ヒャクテンマン展11th
7月19日(水) 14:00~20:00(16:00~17:00抜けます)
7月21日(金) 16:00~20:00
7月23日(日/最終日) 16:00~18:00

作品写真は、追々UPしていきます。

投稿者 YOUCHAN : 19:14 | コメント (2)

「騙されたと思って買ってください」

と帯に書かれていました(確か)。手書き(を印刷した)文字でした。
その心意気に打たれました。やるな、創元推理文庫。
ということで、騙されてみました。

ディクスン・カーは、横溝正史が最も影響を受けた作家でした。
「夜歩く」はカーの小説と同名です。ものすごく尊敬していたんじゃないでしょうか。
どんなのかなーと気になっていたのです。
それに加え、「バゴンボの嗅ぎタバコ入れ」という短編集がヴォネガットにあるのです。
カーのこの長編タイトルのパロディだったんですねぇ。

それで、肝心のカーの小説ですが、なかなか面白かったです。
由利・金田一モノが好きな人なら、結構肌に合うと思います。

皇帝のかぎ煙草入れ
ディクスン・カー 井上 一夫
4488118119

バゴンボの嗅ぎタバコ入れ
カート ヴォネガット Kurt Vonnegut 浅倉 久志
4152083093


それにしても久しぶりにBlog更新しました。
すごーくネタたまってて、Blog書きたかったのに書けなくて...。
やーっとBlogが書けます!!

......あ。すごーく、というほどでもないかもしれない(汗)

投稿者 YOUCHAN : 18:45 | コメント (4)

2006年7月 3日

レイアウトの変更

個展レポばっかりだった6月ですが、その間、何をしてたかといいますと、
いつもと変わらない日常を送っていました。
変わった点と言えば、個展疲れが2週間くらい取れなくて
寝ても寝ても寝たりなかったです。(最近は、もう普通になりました)

猫も相変わらず元気です。
大福が、ますます甘え上手になりました。

絵を描くことを、もっとぎゅーーーっと煮詰めていくような
突き詰めてゆきたいなぁと思っています。
だいじなことを、いろんなひとから教わりました。
そんなことを考えているこの頃です。

ところで、土日の2日間をかけて、仕事部屋のレイアウトを変えました。
部屋の真ん中を仕切っていた、本がぎっしり詰まったエレクターを
壁側に寄せてしまったので、風通しがよくなり、
私の席にも窓からの風がそよいでくるようになりました。

ああ、助かるなぁ~。効率アップを期待したいです。はは(汗)

レイアウトその1
自分の席から左上側の壁を見た感じ。おもちゃしかないわけではなく
その背後には本があるのです(っていい訳?)

レイアウトその2
左横を向いたら、こういう感じ。上の段は、いただいた名刺とか過去の作品とか
連載の掲載ストックとかをまとめたファイルです。
その下の段は、手前にあるのがこれから読む本&読みかけの本。嬉しい。
背後にあるのが百鬼園先生全集とか読み終わった本。

レイアウトその3
モニター越しにNORIちゃんの作業机があります。
机を向かい合わせにしました。モニターがパーテーションのようになっているので
仕事中は相手の顔が見えません。

投稿者 YOUCHAN : 00:59 | コメント (0)

2006年7月 1日

個展の風景

先月の5月29日〜6月3日の1週間、ゑいじうさんにて開催しました個展
「文学山房」のスナップ写真です。

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いただいたお花たち。いい香りをギャラリー内に振りまいてくれました。
差し入れも、お花のほかに、お菓子をいただいたり(ご馳走様でした!)、
モビルスーツのフィギュアなど。多種多様で泣けます。

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階段を上がると見える風景です。ピアノがかわいいでしょ?

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カウンターには、芳名帖を置かないで、貴名箱を置きました。貴名箱は手作りです。

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階段には、連載『文学山房』のキャプチャーを飾りました。じっくり読んでいただいた方が多くて、嬉しかったです。

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モンキーハウス〜鬼火の展示の様子です。

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カウンターには本物の書籍を置きました。それ越しに百鬼園シリーズの展示が見えます。

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鬼火〜パノラマ島綺譚です。お祝いにいただいた胡蝶蘭が「鬼火」に似合っているように感じました。

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ピアノから壁側を向いた展示風景です。

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1Fのカフェの様子です。

tenji11.jpg
そしてお世話になった、「ゑいじう」さんの概観です。午前中に撮ったので、すごくピカピカ〜!

と言う感じでした!これにて、おしまいです。
長い間、お付き合いくださいまし