TOKON10スーヴェニアブック
2010TOKON10スーヴェニアブック表紙イラスト。※上の画像をクリックすると、大きな画像がポップアップします。
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2010年トゴル・カンパニー寒中見舞いビジュアル。
ヴァージンVS「ウインター・バスストップ」をイメージして描いたイラストです。
e-space 2009年の全体展「東京09」にて発表した描き下ろし作品。HASYMOの「The City of Light」よりとりました。
京成電鉄押上線連続立交差事業の周知キャンペーンポスター。2009年春に掲示されました。上がB1(駅構内掲示)、下がB3(車内吊り)。
2009年4月19日~26日に、大井町のギャラリー・FIELDにて開催された、ムーンライダーズ・トリビュート展Vol.2に出展した作品。次エントリーの「大寒町」と構図的には対になっている。というか、水平線と月の位置が同じです。
展示はこのような配置に。ちなみに、2008年の個展で発表した「Amateur Academy」も一緒に出展したのですが、今回描き下ろした2点( 夢が / 大寒町 )にJackがいるのはそういうわけでした。
2009年4月19日~26日に、大井町のギャラリー・FIELDにて開催された、ムーンライダーズ・トリビュート展Vol.2に出展した作品。

この前のエントリーの「気球」での「スチームパンクっぽく」というのに味を占めたところ、ちょうどメディクプレスさんの表紙が更新の時期となった。さて表紙どうしようか、というわけで、1年間の方向性のリクエストを頂戴する。今年度は、昨年度とはまたがらりと変わり、背景白地を生かした「空中都市のようなものを」ということだった。そこで、少しふくらませて、「空中都市と空飛ぶ乗り物シリーズ」、ということで、スチームパパンクっぽい要素をすこしだけ混ぜてみることにした。医療関係の冊子なので、退廃的にしてはいけない。あくまでもエッセンスですが。

「ちょっとスチームパンクっぽく」というリクエストをいただいて試してみたところ、なんとなんと。わたしはインチキメカニカルを描くのが好きだと開眼した、実は大事な作品だったりする。技術評論社の「らくらく突破」シリーズ3部作のラストとなった、「FP技能士3級」書籍表紙イラスト。デザインは前回と同じくPiDEZAの平塚さん。

春の訪れを待つ気持ち。
メディクプレス「うちのくすり箱」2009年2月号表紙。
技術評論社「らくらく突破 登録販売者」カバーイラスト

未発表作品。
フィリップ・K・ディックの小説より。2008年5月の個展「第二文学山房」と同時開催された「音楽山房」です。その名の通り、音楽をモチーフにイラストを描きました。全7点。レコードジャケットを模した展示になりました。
個展「音楽山房」展示作品。moonriders 「amateur academy」より
写真に撮ってみました。2ヶ月1シートの6枚つづりです。日付部分にミシン目が入っています。



そこはうっそうと茂った、深い深い森でした。
真っ赤に熟した果実があちらこちらで垂れ下がって、
甘い香りを振りまいていました。

※クリックすると、大きな絵がポップアップいたします。どうぞご覧ください。
二人は、一方に於いて、限りなき愛着を感じ合いながら、
一方に於いては、廣介は千代子をなきものにしようと企み、
千代子は廣介に対して恐るべき疑惑を抱き、
お互にお互の気持を探り合って、
でも、そうしていることが、決して彼等に敵意を起こさせないで、
不思議と甘く懐しい感じを誘うのでした。
(江戸川 乱歩「パノラマ島綺譚」より)
2006年個展のために描き下ろしたオリジナルイラストです。
手に手をとって不思議な島を巡るふたり。
水中トンネルの外には人魚が泳ぎ、そうかと思う内に森が開け、
羊羹を切ったように完璧で美しい人工の岩肌には滝が落ち、
ドームの内側には空が描かれ、温泉には美女が...。
ここはパノラマ島。一人の男の妄想が形になった不思議な島です。

薄暗い星光りに沢山の墓がまばらに立つて居るのが見えます、
淋しい所だと思ひました。するとヘルンは
「あなた、あの蛙の声聞いて下さい」と云ふのです。
(小泉 節子「思ひ出の記」より)
「思ひ出の記」はManyo 2006年8月号『文学山房』に掲載されました。
バックナンバーからご覧ください。

ぽってりとした夜中の満月は、菓子パンのなかのクリームの
練り上げたような黄色をしていると思った。
(石田 千「月と菓子パン」より)

月の光は、うす青く、この世界を照らしていました。
なまあたたかな水の中に、木立も、家も、丘も、
みんな浸されたようであります。
(小川未明「月夜と眼鏡」より)

岸にはさっきから吹き寄せた雲だか綿だか解らない物が
段段積み重なって、その中から色色の大きさの
膃肭獣(おっとせい)がのぞいたり隠れたりしている。
(内田百間「北溟」より)

それらはいずれもいかにも広大に見えながら、
ひとたびかの巨大な太陽や、月影や満天の星に思いをいたせば、
まことに取るに足らないささやかさでした。
(ポール・ギャリコ「雪のひとひら」より)

まるで夕闇から滲んで出てきたかのように、
周囲との境がはっきりしなかったのだが、微動だにしない、
その地蔵のような気配に、妙に引き付けられた。
(梨木 香歩「家守綺譚」より)

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